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【イベント】エンジニア・アワード報告 -前編-
こんにちは。
広報の白石です。
昨日の大変なお天気とはうってかわって、
今日はいい天気ですね。
昨日、手嶋屋に出勤すると、全身濡れねずみ男が
悲しそうな顔をして座っていました。
その名はエビちゃん。
みんなの同情をひとりじめしています。
こんな日にエビちゃんは、自宅から自転車で
1時間かけて会社を目指してこいできたのに、
途中、無情の雷雨発生!
たまたま珍しく早起きをしたばっかりに、
思いついた自転車通勤……気の毒です。
三文の得にはならなかった模様。
でも、「若いから元気ですね」というと、基盤チームの
山口さんが、「若い…ハタチか、ちえっ」と舌打ち
したのを
地獄耳の私は聞いてしまいました。
●手嶋、審査員をやってみる
さて、先週土曜日、エンジニア専門SNSを運営しているエンカフェさん主催の
「Engineer Award(エンジニア アワード)」が東京・青山で開催されました。
あらゆる分野のエンジニアを対象に、応募作品の製作プロセスも重視した
ネットコミュニティ連動型の新しい技術コンテストです。
ハード部門とソフト部門に、それぞれエントリーされた数々の作品の
優勝者を決める審査員委員長(ソフト部門)を手嶋がつとめることになりました。
審査委員の方はほかに、ハフトテクノロジーの今村さん、WASPの生越さん、
面白法人KAYACの貝畑さん、CQ出版「トランジスタ技術」編集長の熊谷さん、
NTマイクロシステムズの野口さん、ウィッツェルの宮島さんと、
個性豊かな面々が集結。
審査員のみなさんは、いったいどんな作品を選んだのでしょう?
●ハード部門 永山純一さんの電子工作が優勝!
ハード部門で選ばれたのは、チーム「日々是自作」の永山純一さん(有限会社キャップ)。
私にはさっぱり分からないのですが、「Sparse communication ambient device」という
一見、照明のような電子工作。
ソフト部門で提出した作品「Sparse communication」と連携して作動する単独の Ambient 表示デバイスなのだそうです。
さっそく永山さんに喜びの声をお聞きしましょう。
「自信? けっこう時間かけて作ったので、ソフトかハード、
どちらかいけるんじゃないかと。
トロフィーもらったのは初めてだから、うれしいですね!
あっ…トロフィー、真ん中がずれている…」
エンジニアさんだけに、トロフィーの雑な作りも気になるようです。
●ソフト部門 賞金はサイエンセーゼの軍資金に
さて、手嶋が審査したソフト部門の優勝は、「ひみつメッセージ小窓」。
たとえば、日記は全体に公開しているが、部分的にやりとりしたい電話番号などの
プライベートなメッセージを、簡単な手順で伝えたい人だけに
伝えることができるという伊藤哲之輔さんの作品。
残念ながら、伊藤さんは授賞式には欠席。
次点として、「エンジョイ賞」が用意され、
こちらは東大生の平井祐理さんがゲットしました。
科学者の女性によるSNS「サイエンセーゼ」を運営する平井さんは、
はじめて小窓なるものを製作したのだそう。
「小窓という言葉さえ、知らなかったのですが、
手嶋屋で開催された勉強会で、みなさんに教えてもらいつつ、
動画共有サイト『veoh小窓』を作りました。
なので、受賞にはびっくり。
(「その賞金でご飯食べに行こう」と欲張る手嶋に対し)
えーと、賞金は、サイエンセーゼ運営の軍資金にしたいと思いますので…」
●審査員からのコメント
熱気あふれる会場で、審査員からの総評が行われます。
KAYACの貝畑さん
「ここをこうしたら、もう製品として世に出るんじゃないか?
という優れた作品もありました」
NTマイクロシステムズの野口さん
「来年も続いていけたらいいですね。
技術者でなくても、アイデア次第で作品は作れると思います。
この賞を応援していきたい」
ウィッツェルの宮島さん
「審査の書類がシンプルすぎるかな。
いいものを作ったのなら、日本の技術者は、
もっと自分と作品のアピールをする力をつけてほしい」
●手嶋屋 手嶋
最後に「ひみつ小窓」がえらくお気に入りの手嶋、熱く語ります。
「ひみつのキーワードがないと中がみられない『ひみつ小窓』には、驚きでした。
映画評などで、ここから先はネタバレ…というときにも、使えると思う。
これからも驚きのアイデアを期待します」
ここで第一回目の授賞式は無事、終了。
なごやかで腹黒い交流会へと次号、続きます。