広報ブログ
【講演】地域SNS全国フォーラム in 佐賀 -報告・前編-
- 2008-10-22 (水)
- 広報ブログ
みなさん、こんばんは。
広報の白石です。
先週金曜日から土曜日の二日間、「地域SNS全国フォーラム」に出席するため、
佐賀県に出張していた手嶋が戻ってきました。
福岡名物「通りもん」というおみやげを買ってきてくれたのですが、
私とバイトの井本に1つを差し出し、「2人でひとつ」と、
自分の丸いおなかとは裏腹に、太っ腹じゃないことを言うのです。
手嶋屋はバイトさん含めて40人くらいが働いているのですから、
二箱買ってきてほしかったです。
佐賀に行ったのになぜ福岡土産なのかも謎なのですが、
さっそくフォーラムについて聞いてみましょう。
●カモメ号に乗って
—遅刻男の手嶋さん、ちゃんと飛行機間に合いましたか?
6時起きやったけど、福岡行きに間に合ったよ。
飛行機のなかでは、がっつり寝てたとよ。
気がついたら福岡空港で、佐賀までの特急「カモメ号」の車内では、カモメ弁当を食べた。
え? カモメの肉が入っているのかって? カモメっぽくなかったなあ。
—-会場はどんなところだったんですか?
佐賀市内の美術館付設のホールで開催されたんだけど、佐賀の知事さん
…古川知事が若くてびっくりした。
ITの必要性を分かっていて、なかなかできる男…という印象を受けたかな。
おもしろかったのはメーンセッションで、パネリストの鈴木謙介氏(国際大学GLOCOM)の話。
海外でのSNSの役割は、新しいネットワークを作る「ブリッジング(橋渡し)」型。
しかし、日本では社内SNSに見られるように、結束力を強めるための
「ボンディング(掘り下げる)」型が主流なのだそう。
さらに、「OpenPNEは無料で簡単にSNSをはじめられる。
だから安易に地域SNSができるのだけれど、そうではなく予算をしっかり持ってきて、
その地域の特性に合わせてカスタマイズしたりと、お金をかけて作りこむ
SNSがあってもいいのでは?」と語っておられた。
それに対し、同じくパネリストの藤代裕之氏(ブロガー) は、
「SNSを持つことで目的を決定できる。無料ということでチャレンジする幅が広がる。
そんなところにOpenPNEの良さがあるのでは?」とコメントしてくれた
…んだけど、あれ? この発言は飲み会の席だったかな?
—-で、おふたりの話を聞いて、どう思ったんですか?
そう、手嶋屋ではベースとなる部分は無料として、すべての組織に使ってもらいやすくするのは
今後も変わらないのだけど、それぞれのSNSの特色を出してほしいので、
僕としては地域SNSの方々には、カスタマイズに力を入れてほしい。
たとえば? 日記やフレンドリンクなどの基本機能は無料で手嶋屋が提供。
地域によって、SNSと地域の図書館と連携させたり、地図をくっつけたり、
公共サービスと連動したり。
それらのカスタマイズにお金をかけて、組織にぴったりのSNSを模索してほしいね。
●「つなぐ」をテーマに
—-手嶋さんがパネリストとして出演したセッションでは?
庄司昌彦さん(国際大学GLOCOM)がモデレータで、
パネリストはほかに…
「タイムログ」っていうサービスを提供している服部達也氏(Finearc代表取締役)や、
パソコンスクールなどを運営しつつ、西千葉SNSを運営している虎岩雅明氏(TRYWARP代表)、
そして市民参加型のSNSを運営している溝呂木健太氏(厚木市市政企画部情報政策課)の4人。
ちょっと長いんだけど、
「システム連携で広がる地域SNSの可能性~クローズドネットワークとリアルをつなぐ」
というテーマで語り合いました。
—-クローズドネットワークとリアルってなんのことですか?
クローズドネットワークとはSNS、リアルは地域の人とか物、現場。
「つなぐ」がテーマだから、SNSとSNS、SNSとほかのシステム、
SNSとリアル…などなど、それぞれの意見を出し合ったよ。
で、ぼくは、年末リリース予定のOpenPNE3.0が、オープンソーシャルに
対応することを紹介したんやけど、けっこうお客さんには興味ば持ってもらえたみたい。
とゆうのも、会場に来とった人は、SNSの管理者というより、SNSを技術で支える
システムの人が多かったんやなかかいな。
オープンソーシャルになることで、地域SNSに特化したアプリがどんどんできて、
みんなで共有できたらよかねー。
…なにか中途半端な手嶋の話しぶり。
しかも佐賀弁じゃなくて博多弁?
フォーラム後編では、交流会と翌日のセッションについて紹介します!