広報ブログ
【社内SNS研究】日立さんのSNS「COMOREVY(こもれび)」とは!?
- 2009-03-23 (月)
- 広報ブログ
こんにちは。
広報の白石です。
スギ花粉飛来もどうやらそろそろ終るみたいですね!
【鼻をかみ続ける長谷川】
目をこすったり、鼻をかんだりしている花粉症の私も営業の長谷川も、
そのニュースに大喜び。
しかし、それもつかの間、今度は、ヒノキ花粉が全盛期になると聞き、
打ちひしがれています。
●日立さんにお話をききました
さて、花粉には泣かさっぱなしの私たちですが、嬉しいこともありました。
以前から社内SNSにOpenPNEを採用し、ばりばり使っていただいている
日立さんに一度、お話を聞きたいな~と思っていたら、たまたまユーザー会の
メンバーさんが紹介してくれたのです。
さっそく手嶋と長谷川にくっついて日立さんのオフィスに行ってきたのですが、
運営者の方々に、とてもおもしろいお話を聞くことができました!
ちょっとご紹介すると…まず、最初からSNSを日立グループ全体を対象に
導入したのではなく、まず、2006年末から日立総合計画研究所(日立総研)だけで、
OpenPNEを使った社内SNS「ミネルヴァの梟(ふくろう)」を実験的に立ち上げ、
使ってみたそうです。
その結果、情報の流通やコミュニケーションの活性化に効果があり、2008年1月から
日立グループ全体を対象にしたSNS「COMOREVY(こもれび)」をスタート。
COMOREVY…SNS内の投票で決まったそうですが、かっこいい名前ですね!
ちなみに、日立グループといっても、何社あるのかお聞きしたら国内だけで、
418社にもなるのだとか。
●登録者は8000人以上!
開始から1ヶ月で2500人の参加があり、1年と2ヶ月たった現在、約8300名の方が
登録しているようです。
巨大SNSの1日のページビューは、なんと14万!
強制ではなく、招待制(自己申告もOK)で、口コミで広がったそう。
コミュニティは370ほどあり、なかでもQ&Aコミュ「応えて、こもれびー」が
業務に役立っているのだとか。
印象的だったのは、例えば九州から関東のA県に転勤になったBさんが、
「A県ってどんなとこ?」と書き込むと、A県に勤務している社員さんから、
子供の学校から病院、はてはゴミの出し方や飲み会のお誘いまで
書き込みがあったそうです。
なるほど、これなら家族を連れて知らない土地に暮らす不安も和らぎます。
転勤する前から飲み仲間?ができるなんて心強い!
●25万人に増えても大丈夫!?
大変、しっかり使っていただいて、開発元としては嬉しい限りです。
逆に日立さんからは、こんな質問をされました。
日立さん 「OpenPNEって、どのくらいまで増えて大丈夫なんですか?
うちは国内でも25万人働いているので…」
長谷川 「たまーに『OpenPNEは8千人超えると止まるの?』と聞かれることも
あるんですが、増えても問題ないですよ~」
手嶋 「すでに23万人が参加しているSNSもありますが、
ちゃんと動いていますので…」
日立さん 「ああー、それを聞いて、今日はほっとしました」
ええ、安心して、どんどん参加者を増やしてください!
まだまだたくさんのお話を聞いたのですが、詳しくは、日経ネットに掲載された
コラムを読んでみてください。運営の参考になると思います。