社長BLOG

みんなが燃え上がるためには、倒されるべきボスキャラが必要だ

IT戦士 岡田有花さんがインタビューした記事
日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編)
について。

梅田さんは日本のブロガーやクリエイターを燃え上がらせるために、見事なボスキャラを演じたのではないか。
ボスキャラと表現したのは、勇者や各地域の仲間が力を合わせて、魔王をを倒す。というRPGの定番パターンにすごく似ているなと思ったから。

これによりみごと

ジャーナリスト、アルファブロガーが燃え上がり
ネットメディアが燃え上がり
WEBクリエイターが燃え上がり
ついにオープンソースプログラマが燃え上がった。
燃え上がったというのは、炎上したと言う意味ではなく、スピリットが燃え上がるという意味。

このあたりは「梅田望夫+残念」でブログサーチをしてみると、燃えた記事が引っかかる。

自分もオープンソースプロジェクトに関わる人間として、かちんとまでは来なかったが、
「よしやってやるぞ」
ぐらいには思うことができた。

梅田さんは、たしかに日本のWEBやオープンソースの本質を理解しないで話しているところにイタい感じはするが、一方で主張の一部である、たとえば日本のWEBサービスやオープンソースが世界的にみて影響力が小さいということは事実だと思う。

今回の一件で、梅田さんにはなんとなく疲れちゃった、倒されちゃった感があり、ボスキャラとしての地位は失墜するだろう。

ポスト梅田の登場が待たれる。

今回燃え上がったジャーナリストやアルファブロガーさん、
ぜひともポスト梅田としてギークと一般人の両方が理解できる言葉を届けるという、大事な役回りを引き受けてほしい。

自分は、オープンソースプロジェクトに関わる身として、OpenPNEを残念と言わせないような、世界的影響力のあるプロジェクトにして行こうと思う。

※自分もいつかボスキャラになって、やられ役になるかもしれません。

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