社長BLOG
新聞社の新ビジネスモデル【ソーシャル編】
- 2009-09-04 (金)
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ソーシャル研究家としては、新聞社がトライしようとしているビジネスモデルだけを論じても始まらない。
ソーシャルを活かした、新しいビジネスモデルをひねり出してみた。
ビジネスモデル1「会員クラブモデル」
これは日経新聞がやるとはまるビジネスモデルだ。前の記事で書いたが、日経新聞を読む価値の半分は「経済人はみんな読んでいる」というコミュニティ要素にあると思っている。
であるならば、このことを自覚しコミュニティを維持発展させることにあてればいいだろう。
製造業限定交流会、上場企業限定交流会、経理限定交流会、人事限定交流会など、タテ、ヨコ、ナナメに切った、交流会、勉強会、セミナーを開きまくるのだ。
上質なマッチングと、読者同士のコミュニケーションを売り物にしよう。
新聞はこのコミュニティに参加するためのチケットであり、読者が交流するためのお題になるのだ。
ビジネスモデル2「ソーシャルおひねり&C2C広告モデル」
2番目はかなり飛んでいる。まだ思考実験を始めたばかり。
ビジュアル的にはこんな感じ。
記事は一般に対して無料配信する。新聞コミュニティのメンバーは、共感した記事や、一言モノ申したい記事。または、自社のPRにつながりそうな記事に対しておひねりをとばすことができる。
記事と同一画面内に、写真とID名、おひねり金額を表示させることができるのだ。
リンクも貼られているので、自分のプロフィールページに誘導することもできる。
「2010年オゾン層が危機的な薄さに」
と言う記事に対しては、コパトーンあたりが、急いでおひねりをとばせば、有利な位置に露出することができる。
企業と個人ではおひねりの額の桁が違ってくるだろうから、うまく分類してあげれば良いと思う。
個人の場合でも価値があると思っていて、
「さすがです、社長!あの記事におひねりとばしてましたね!」
という、コミュニケーションのきっかけになればいいなと思う。