社長BLOG
落下したリンゴは、定価で売れば良いのに
- 2009-10-09 (金)
- 社長BLOG
<イトーヨーカ堂>落下リンゴ半値 13日から3店舗(毎日新聞)
イトーヨーカー堂には落下リンゴを半値で売るんじゃなく、消費者を信じ、心意気で定価で売ってほしい。消費者に訴えかけ、挑戦してほしい。
消費者もそのメッセージを受け取り、傷ついたリンゴを定価で買ってやってほしい。
そのぐらいのことをやってのける優しさが、日本人にはあると思っている。
落下したリンゴ以外の被害以外にも、農家は被害を受けているとおもう。リンゴの木が倒れて次の年から取れなくなったり、設備が壊れたり。
そんなことを考えながら、ちょっと傷ついたリンゴを家族みんなで食べたらいい。
災害時だけでなく、豊作の時も問題だ。
野菜は保存がきかないので、値崩れの問題が顕著に出る。
できすぎた食べ物を採算性が悪いからと言って廃棄するのは、倫理に反するのではないか?
「今年はキャベツたくさん取れたから、キャベツ料理をいつもよりも余計に作ろう」
生産と消費との距離があまりにもシステマチックに、遠くなりすぎてしまったので、こんなあたりまえのことが、あたりまえにできなくなっている。
OpenPNEで生産者と消費者との絆を取り戻せないか?
そんなことを考えたニュースであった。