社長BLOG
勤怠報告プラグインを作成(その1)
- 2010-07-14 (水)
- 社長BLOG
社内OpenPNEで勤怠報告をするためのプラグインを作成する。
・プラグイン名はopKintaiPlugin
・ソフトウエアはオープンソース化する=>Githubに公開 http://github.com/tejima/opKintaiPlugin
・作り方を本ブログで紹介する。
登場人物
・勤怠報告をするスタッフ
・勤怠報告を収集するスタッフ
・勤怠報告のファシリテーションを行うボットプログラム
ユーザーワークフロー
ボットが出社リンクをつぶやく
スタッフが出勤する前(8:00ごろ)ボットが以下のようなメッセージをつぶやく。
「おはようございます。出勤リンクをクリックしてください2010/07/13 出勤」
このようなイメージ
スタッフの出社
スタッフが出社し、ボットがつぶやいた出社(出勤)リンクをクリックする。
クリックするとその時刻で打刻される。
データは月ごと、個人ごとの集計テーブルに書き出され、当月の出社状況を閲覧できる。
出社状況の閲覧とデータはシンプルな表形式を想定。画面閲覧は
このような形式。
ファイルとしては
このようなシンプルな形式に。
ボットが退勤リンクをつぶやく
出社時と同じように退勤用のメッセージをつぶやく。
「お疲れ様でした。退勤リンクをクリックしてください2010/07/13 退勤」
スタッフの退勤
これまた出社時と同じように退勤用のリンクをクリックする。
メモや報告がある場合は、クリック後にメモ追加が行えるようにする。
仕様
・ボットが出勤、退勤のリンクをつぶやき、スタッフへアクションを促す
・出勤、退勤、休憩、メモを報告できる
・当日中は何度でも上書き保存ができる
・当日以外のレコードは管理スタッフ以外は変更できない
・管理スタッフは、直行直帰、在宅勤務、などを管理するため、直接勤怠レコードを操作できる
・「管理スタッフコミュニティ」のメンバーを管理スタッフと定義する=>複数人での管理が可能に
・月末締めで出退勤状況をCSVファイルとして出力する
設計方針
・PC、携帯両方で操作できるようにする
・誰でも簡単に使えるようにする
・特別な管理画面は用意せず、極力ユーザー画面で操作が行えるようにする
・データベースのテーブルを新規に構築しない
・データはOpenPNE3の既存テーブルに格納する
本チュートリアルシリーズについて
OpenPNE3は組織のソフトウエアとして、十分実用的に使えるんだ!
しかも
OpenPNEのプラグインなら、自分たちでも開発、拡張が簡単にできるんだ!
これらをテーマに、要件定義から開発、実運用、完成までガイドしたい。
ソースコードはすべてオープンソースにするので、自分の組織向けに拡張することも自由だ。
OpenPNEを使えば、自分たちの手で、自分たちの組織コミュニケーションを設計することができる。