社長BLOG

日本のモバイル向けOpenSocial拡張が、本家に標準化される

OpenSocialはほとんどPC向けに作られており、日本のモバイル環境(いわゆるガラケー環境)には適していなかった。JavaScriptが使えない、URLの長さに制限がある。など。

これまで日本ではOpenSocialを独自拡張したものを事実上の標準とし使ってきたが、OpenSocial1.1ではこの拡張を正式な仕様として扱ってくれることになった。
これは主に、ミクシィの田中さんの働きかけのおかげだ。

OpenPNE3もこの「日本仕様OpenSocial」にこれまで独自のソースコードで対応していたが、今後は本家の標準仕様を利用することになるだろう。
Apache Shindigプロジェクトが、OpenSocialの標準実装ソフトウエアで、これをそのまま使えば済むようになる)

ソーシャルプラットフォームにとっては、共通化によってより多くのアプリを集めることができる。
アプリ開発者も標準化によって、多くのソーシャルプラットフォームを選べるのはメリットだ。

そしてわれわれOpenPNEプロジェクトにとっても、OpenSocialの実装がこれまでよりも楽になれば、ソフトウエアの進化を早めることができるので、とても嬉しい。

モバイル向けmixiアプリのOpenSocial拡張 「OpenSocial WAP Extension」が正式標準に:CodeZine.

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