社長BLOG

雑誌と同じように、新聞にも付録をつければいいのに

自分は「学研:科学」や「小学一年生」などの時代から、雑誌の付録が大好きだ。

今付録といえば、女性誌の力の入れかたがものすごい。化粧ポーチやシュシュ、トートバッグまで、なんでも付録として付いてくる。男性誌やIT雑誌も真似し始めた。

ブランドとタイアップして、本としての体裁ではあるがメインは付録というものも出てきている。
美顔ローラーや電子タバコはこれで大ヒットしたそうだ。

雑誌の世界で、付録がなぜ流行るか?

付録はデジタル化できない

いま、雑誌に乗っているような情報は、ネットを使って簡単に手に入れることができる。
料理のレシピ、ファッション、テレビガイド、コラムはブログのほうが自分に合ったものを見つけられる。

一方でデジタルにできないことは、物理的な物を届けることだ。いくらネットが進化しても、物理的なトートバッグをデジタルにのせて届けることはできない。

これで部数を伸ばせるかは分からないが、
デジタルとの生存競争において比較優位を求めて、物理的な付録が進化していくのは、正しいことだ。

であるなら、自前で配達網まで整備している新聞も、付録をつければいいのではないか。

さすがに雑誌のようにトートバッグは無理だろうから、薄手のものから始めればいい。
企業とタイアップし、CMで起用したタレントのクリアファイルやカレンダーなら、少なくとも自分には嬉しい。

紙は”情報”をキャリーするメディアとして、魅力を失いつつある。
それなら「紙は、物理的なものである」という要素を活かして、新たな魅力を作っていけばいいのにな。

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