社長BLOG
クーポンは顧客ロイヤルティを破壊する
- 2011-06-20 (月)
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グルーポンについてのテッククランチの記事がかなりまとまっている。
クーポン経済(店、客、業者の取り分などの話)
ターゲティングの難しさの話
偽価格問題
長期的なROI視点の欠如
についてなど、勉強になった。
少なくとも自分は、グルーポンに載った店はなるべく利用しないようにしている。
自分はいい店とすてきな出会いをし、そこに長く通える客になりたい。
クーポンでの出会いはどうしても打算的で、常連客から搾り取っているような印象を受けるのが嫌だ。
クーポンビジネスは、簡単にいえば割引率が高ければ高いほど、既存の顧客に対してひどい仕打ちをしていることになる。
常連客にひどい仕打ちをする店には、長く通いたくない。
「お客を新規に捕まえるのは、メディアや客引きの仕事。お客を常連にするのは店のサービスの仕事」
というのがこれまでの話だが、もう少し深く考えてほしい。
お客がお店とどのように出会うか?
打算的な出会いなのか?すてきな運命の出会いなのか?
他のお客さんへの対応にどんな印象を持たれているか?
自分がつぎ込んだ利益を、他のお客さんへ回しているのではないか?
グルーポンは、打算的な出会いでありなおかつ、上客の利益をつぎ込んでいるのがはっきりみてわかるので、長期的に見て印象が悪い。
クーポンを出したい理由はすごーーくよくわかるし、効果があるのもわかる。
※記事のタイトルは厳しいけど、これは釣りなんで。。
それでもせっかくソーシャルに目覚めたのであれば、
常連、クチコミ、紹介などの人と人とのつながりを、とにかく大事にしてほしい。