社長BLOG
APIを簡単にする方法
- 2011-12-19 (月)
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APIはデベロッパーにとってのUIだ
エンドユーザーにとってのユーザーインターフェース(UI)とは、もちろん画面遷移やボタンの配置など、実際にエンドユーザーが操作するもの。
デベロッパーは直接画面を操作しない。彼らはAPIを通じて機能を作ったり、SNS本体を操作する。
そういう意味で、デベロッパーが直接操作するものは一般的なUIでは無くAPIなのだ。
そのデベロッパーのUIであるAPIをユーザーフレンドリーにして、簡単に使ってもらえるような仕掛けを考える。
URLを開くだけでとりあえず簡単に使える
初期のTwitterのAPIはとにかく感動した。これを入力するだけでAPIにアクセスできてしまった。
curl -u username:password -d status=”twittering from curl” http://twitter.com/statuses/update.xml
Twitterの初期、スタイリッシュなアプリやサービスが多く出てきて楽しかったのは、APIの操作が簡単だったというのが大きい。ヴィジュアル寄りのデベロッパーが、手軽に開発に参加できたからじゃないか。
※現在はBASIC認証が廃止されたので、以前に比べるとかなり難しくなっている。
HOUOUでは現在のところ、OpenPNEはスマートフォンAPIへのアクセスに、サイト内に埋め込まれたAPIKEYを利用する方式で進めている。OAuthよりも全然簡単だが、BASIC認証よりは難しい。
エラーメッセージを工夫して、
「あんたクッキー積んでアクセスしとるね。権限はあるんだけど呼び方が間違ってるよ、あなたのAPIKEYはXXXXXXXXXだから、今の方法じゃなくてこんなhttp://xxx.com/api/request?apikey=xxxxxxx&aaa=bbbbb でアクセスしてみてや、、、」
なんて、アドバイスをしてみるといいんじゃないかな?と思った。
全部のリクエストでやっていてもいけないので、curlコマンドや、通常のブラウザで直打ちをした場合には、丁寧な返答をしてあげるといい。