社長BLOG

OpenPNE3.8のパッケージング、最後の悩み

4月27日にOpenPNE3.8(HOUOU)をリリースする。
OpenPNE本体の形、姿、パッケージングをどうすべきか、悩んでいる。

そもそも

HOUOUシリーズでは、シンプル、スピード、スマートフォンというテーマを掲げて開発をしてきた。
そのなかの一番の目玉はシンプル化だ。

OpenPNEは肥大化しすぎた。それなりの味があらかじめついたピザ、というような感じ。
もっとはっきり言うと昔のmixiっぽい味がついたピザ。
味付きのピザの上に別の味をつけようとしても、元の味につられてしまう。

OpenPNEはすべてのコミュニティを表現するプラットフォームを目指している。

HOUOUでは、あらかじめついている味をそぎ落として、「プレーンなOpenPNE」づくりを目指した。
OpenPNE本体は極力プレーンな状態で、簡単にはやりのUIに合わせたり、個々のコミュニティに最適化できることが望ましい。

プレーンピザに季節の食材を自由にトッピングをするイメージだ。

実際、HOUOUシリーズでは、OpenPNE3.6までに同梱(バンドル)されていた機能・プラグインのほとんどは取り外してしまった。
※HOUOUと3.6は互換性を確保しているので、プラグイン自体はインストールすれば問題なく動く

それでもまだ4つのプラグインが残っている。これを取ってしまうか、残すか?というのを悩んでいる。

プレーンなピザとはソースがかかっていない、チーズものってないものを指すのか、、それとも、、、という悩み、である。

4つのプラグイン

・opAuthMailAddressPlugin
・opSkinBasicPlugin
・opMessagePlugin
・opTimelinePlugin

この4つのプラグインが残っている。
この中でAuthとSkinはどれかひとつは入っていないと、OpenPNEが動作しない必須プラグインだ。
この2つのプラグインはHOUOUでバンドルされる。

残りのふたつが悩ましい。

メッセージ機能とタイムライン機能を表現するふたつのプラグインが残った。
これを外すべきか、残すべきか。

もしも外したら、たしかに極限までプレーンにはなるが、

「これでいったいどうやってコミュニケーションすればいいのさ?」

というようなSNSができあがってしまう。
プレーンを目指すなら外したいが、使い勝手も維持したい。

インストール方式の検討


そこで両方をカバーする、インストール方式を考えてみた。

動作は図のとおりだが、OpenPNEとしてのインストールは、極力プレーンなもので終わらせて、
その後に、プレーンなままでいるか、オススメのプラグインをインストールするか?を選べるというもの。

ただ、この方式にはまだ引っかかるところがあり、最終決断できていない。

プレーン派にもお手軽派にもおいしい仕組みにしたい。

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