社長BLOG

「あこがれ」と「自分にもできるんじゃないか?」

あこがれをもって、それに近づきたいと思い、見よう見まねで取り組み始める

これが最良の学習方法である。どんなジャンルであっても。

自分は音楽をかじっていた時、あこがれを持てずに、教則本やコードの練習ばかりしていた。全然うまくならない。
うまくなる人たちは、だいたいあこがれのバンドやアーティストがいて、演奏方法やフレーズを真似していた。

自分の場合、音楽はからっきしだめで、その代わりにプログラミングやプレゼンテーションは、まあまあできるようになった。

「あのゲームがつくりたい」「このチャットツールをもっと改良したい」「ジョブズのようなプレゼンテーションをできるようになりたい」と、あこがれを持って、取り組めたことが身になったんだと思う。

あこがれに加えて大事なのは、「自分にでもできるんじゃないか?」と思うこと。

ぼーっとあこがれるだけじゃなくて、「あれなら自分にもできるんじゃね?」と思い、見よう見まねを始められるかどうかが、
できるかできないかの分かれ目な気がする。

あこがれものまね方式がうまくいく理由

教則本やマニュアル、スクールや本では、そのジャンルで必要なスキルをまんべんなく教えてくれる。スキルをレベルの低いものから、網羅的に教えてくれる。どのスキルを使うかは、ある程度覚えてから自分で決めてね、とうながす方式だ。

制御構造:3
オブジェクト指向:3
MVC:3
HTML/CSS:3
AJAX:3
WEBAPI:3

なんて形だろうから、このスキルセットでつくれるソフトウエアは、掲示板ぐらいでした。となりかねない。

一方で「あこがれ」は、その曲やソフトウエアをつくるために必要な「スキルセット」を教えてくれる。
制御構造やオブジェクト指向はめっちゃ簡単だけど、WEBAPIについては最先端の技術を使わなければならない。
なんてことがある。実際のソフトウエアも、全部の知識をフルに使わないと行けないものはあんまりない。

スキルセットで表現すると、

制御構造:1
オブジェクト指向:2
MVC:2
HTML/CSS:4
AJAX:10
WEBAPI:10

こんな形だったりする。

あこがれものまね方式がうまくいくのは、最適なスキルセットを選択できるから、ということじゃないかな。

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