社長BLOG

SNSはひとつじゃ足りない

なんでOpenPNEを作ったか?

SNSはひとつじゃ足りないと思ったから。

人にはホンネもタテマエもあるし、特定の人たちの間でしか共有できない人格がある。
その人格を安心して共有するためには、それぞれのタテマエごとの場(=SNS)が必要だと直感した。

要するに、Facebookが強く望む「人間のアイデンティティはひとつだ、ひとつの人格で世の中を渡り歩け」というザッカーバーグの考えが好きになれないのだ。そんな世界面白くないよ。

自分は、偏った趣味を持った人たちが愛する、マニアなモノが大好物だ。
モノそものが好きと言うよりも、偏った人たちが持つ偏った愛情、性格が好きなんだと思う。

そうした人たちが、安心して交流できる場をつくり、そこでの暮らしを支えることに興味がある。

これまでにOpenPNEを使って立ち上がり、生き残ってきた多くのマニアックなコミュニティ。

数万種類もコミュニティを作っていれば、とんでもないものにもぶつかる。
会社のSNSや、ファンクラブSNSなんて、まだまだ序の口。
ゴスロリも、コスプレも、ゲイも、アダルトも、スワッピングなんてものまである。

社長ブログで書くネタでは無いが、ゲイが、スワッピングファンが、安心して交流できるサイトなんて、OpenPNEでしか絶対作れなかったぜ。
という自信を持っている。(一応、自分はストレートだよ、、とアピールはしておく)

ゴスロリだって、下妻物語の深田恭子ちゃんみたいな子がわんさかいるかと思って覗いてみれば、まあ、写真を観ると背景の建物との縮尺があっていない、、大きな子がたくさんいる。これは確実に男の娘だ。

オンラインゲームのSNSだって、昼間っからずっと日記を書いていたり、どうみても仕事の合間に、携帯から仲間と交流したくて書き込んでいるサラリーマンがいる。

ゲームセンターで4対4で対戦する、アーケードゲームの戦場の絆SNSも面白い。
ある部隊長が「社内会議に足止めを食らっており、誠に無念ながら、戦場への参加が遅れております!」日記を書いていた。

彼にとっては、仲間が待っているゲームセンターが、関が原の合戦場であり、足止めを食らった会議は、
さながら関が原に遅参してめちゃくちゃ怒られた、徳川秀忠の上田城攻め、といった心境なんだろう。

世間には公表しにくいようなやり取りが、それを受け入れてくれる人たちとの間でやり取りされている。
そういう場を増やしていきたいなぁ、というのがOpenPNEに取り組む一番の理由だ。

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