社長BLOG
3年に1回、全員がクビになる組織
- 2012-12-17 (月)
- 社長BLOG
全議席が確定する、今朝の3時頃まで見ていた。なかなかの脱力感だった。
脱力の原因は、
3年前の民主党の大勝のあとの大敗。3年前は何だったんだ?
過去最低の投票率。(猛烈に高い投票率になると思っていた)
衆議院の平均任期は3年
負けた議員は、しばらく浪人生活を送ることになる。
3年ごとに1度クビになり、選挙という、社会人で言うと再雇用試験を受けなくてはならない。
しかもその試験は、この2回の選挙ではほとんどが出身母体(所属政党)で決まってしまう。
次も当選すればいいけど、クビになった挙句、落選して無職になる確率が高い。
しかも自分の実力はあまり関係なく、所属した党のセレクションでほとんどが決まってしまう。
衆議院議員という組織、職は、非常に不安定で努力の余地もないと来ている。
こんなにころころクビになるんじゃ、基盤が安定している世襲だらけになってもしょうがない。
自分は小さな組織を守る経営者にしかなれないが、政治家はとてもとても大変な仕事だと思った。