社長BLOG
コミュニティは「悔しさ」も共有する
- 2017-08-02 (水)
- 社長BLOG
最近、コミュニティと、そうでない集団を分けるものは何か?と考えています。
私はコミュニティを「同じ価値観を共有する人たちの集まり」と定義しています。
コミュニティかそうでないかを、この「悔しさ」を軸に判断すると、
すごくざっくり、みんなで畑を耕そうという農耕イベントで例えると、
みんなで畑を耕していたけど、今年は不作で悔しかった。悔しい思いをしたけど、みんなで工夫して来年再チャレンジしよう!
これがコミュニティ。
みんなで畑を耕していたけど、今年は不作で悔しかった。楽しくないし、コスパ悪いからやめよう。
とすぐになるのが、ただの集団です。
農耕イベントでは「自然に身を委ねて生きる」という価値観を共有するわけですから、
その価値観をつかんでいれば、たとえ不作のときがあっても、それは天候の影響か、育て方が自然の理にかなってなかったのかと、
当然あることだと受け止められます。
価値観に共感していなければ、ただのつまらない、辛い体験だった。で終わります。
コミュニティ運営において、なるべく成功させよう、メンバーみんなでハッピーになろうと努力することは大事です。
ただ、悔しさを共有するのもまた大事なコミュニティの体験で、過剰に排除しすぎないほうが良いと思いました。