社長BLOG
今、子供に最初に教えるプログラミング言語はGoogle Apps Scriptだ
- 2019-01-08 (火)
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子供からプログラムを教えようと言われる昨今、
子供が覚える最初の言語はScratch良さそう?なんて言われてます。
私は、今子供に教えるとしたら、Google Apps Scriptにします。
なぜか?
Google Apps Script(GAS)は現代のVBAです。GASを知らなければ、VBAだと思って読んでいただいても遜色ないです。
VBAも知らん人は、ググってください。
私は、プログラム言語は、今生きている言語で、将来長期に渡って、生き続ける言語であることを重視します。
せっかく覚えるんだから、長く使えるものがいいです。
私は小学校のころそろばんを習いました。習ってる最中から、将来は使わないと思っていましたが、脳に良いとか数字に強くなるとか、友達もやってるとか、なんとかかんとか行って続けてました。親には悪いけど、無駄のほうが多かったと確信しています。使わないとわかりきっているものを覚えるのはだめです。ピアノ、ダンス、スポーツなどは別です。万が一ということがあるので。
今から10年20年のスパンであれば、ソフトウエアエンジニアにならなくても、事務職になったってGASは役に立ちます。
会社の中にいませんか?「私エクセルマクロ使えます!」「おおーー!助かる」みたいな。
GASは教えるのも楽です。GASはエクセルマクロみたいなものなので、エンジニアでなくても、ちょっと勉強すればつかえます。
そして、子供にだって便利に使えます。絵だって描ける。ゲームも作れる。お小遣い帳もつけられる、やることリストにも、持ち物リストにもなります。
オセロAIを持ってきて対戦、なんてこともできますね。
Scratchがいくら優れていても、一般に使えない教育専門環境は将来必ず陳腐化します。
私はこういうの嫌いです。
Scratchの体験は貴重だと思います。絵が動いたり、簡単にゲームが作れるような、喜び、驚き。アハ体験的なもの。
私はこういうのは画面の中で完結しない、ロボットなど、タンジブルなもので与えるつもりです。
その方がアハ度が高いと思うからです。
もし画面の中だけで完結するものを選ぶなら、Scratchではなく、YouTubeみたいに、ユーザーリアクションが得られるものを選びます。
結論。今、子供に最初に教えるプログラミング言語はGoogle Apps Scriptです。