社長BLOG

OpenPNEでMy.BarackObama.comのクローンがつくれるか?

OpenPNEのフレームワークチャレンジ。

オバマ大統領の選挙活動サイトがつくれるか?挑戦する。

事の背景としては、OpenPNEのコミュニティの中から、ついに市議会議員が出たということがある。
とても嬉しかった。

そして今度のネット選挙活動解禁。これはやらない手はない。

My.BarackObama.comとは、オバマを選挙で勝たせるための後援会SNSだ。

http://www.barackobama.com/

とにかく出来が素晴らしい。

ブログでの発信、ソーシャル・ネットワークへ拡散する共有ボタン、各地のイベント情報
メールマガジン。そして、オバマ専用の支援SNSまで付いている。

これを4年前にやったわけだから、とにかくすごい。

日本風にアレンジして、議員や市長を生み出すSNSを作りたい。

xpne.infoで試してみる。

OpenPNEをフレームワークにして、緊急連絡網を作った

OpenPNEはネット上に組織・コミュニティを作り出すソフトウエアだ。
・認証
・データストア
・WEBAPI
・セキュリティ
・ホーム/メンバー/コミュニティの各画面

などの土台がある。OpenPNEが特に強いのは、コミュニティ、メンバー、ホームなどの画面の概念。
WordPressは基本的には、書く人、読む人の2画面だがSNSはもう少し複雑である。

こうしたソーシャルの表現が必要な場合に、OpenPNEが向いていると思う。
会員管理システムや、WEBコミュニティ、Q&Aサイトなどに。

今回OpenPNEを改造して作ったのは緊急連絡網のシステム。

非常に好評なので、春から発売を開始する。

デモサイトのxpneで試すところまではたどり着いた。

スクリーンショットはこんな感じ。

■SNS作成

■ログイン

■連絡網コントロール画面

裏側はOpenPNEでできている。

今回の緊急連絡網サービスは十分に機能している。
(若干ソーシャルな成分が足りていない気がするけど)

EC2のIPアドレスの変更をno-ipでカバーする

Amazon EC2はストップして再びスタートする時、IPアドレスが変わってしまう。

「仕事開始とともにインスタンスを起動して、終了とともに停止する。休日は止めたまま」
というような使い方をしたい。

全開発スタッフにクラウド開発サーバを提供するのが今回のねらいだ。

Amazon Elastic IPを使えば簡単に固定化できる。IP固定化にかかる費用は一台あたり月に1,000円もしないが、開発サーバなので数十台にもなるかもしれない。
エンジニアが、なるべく気兼ねなく使えるようにしたい。

ということで、IPアドレスの変更をダイナミックDNSのno-ip.comでカバーする仕掛けを作ってみた。

まずはno-ip


no-ipは昔からあるダイナミックIP用のDNSサービス。
このサービスには、サーバのIPアドレスが変わったら自動的にDNSを書き換える仕組みが備わっている。
この機能はDynamic Update Client (DUC) という。

http://no-ip.comにアクセスして、無料アカウントをセットアップ。

no-ipが無料で提供しているドメインから選んで、ホストを作っておく。

IPアドレスはどうせ変更されてしまうので、デフォルトのままで良い。

no-ip側の設定はこれだけ。

EC2側の設定

EC2は、インスタンスを普通に起動(Amazon Linuxを使用)し、ec2-userとしてログイン。

次にシェルスクリプトを持ってきて、実行する。

スクリプトの内部では次の処理をしている。

1.DUCをダウンロードし保存する
2.実行パーミッションをつける
3.-C オプションを付けて設定スクリプトを実行する
4.一度DUCを実行してDNSを更新しておく
5.DUCが自動起動するようにrc.localの末尾に記述

途中の設定スクリプトの様子はこんな感じ、アカウント情報を入力して、自動更新したいホスト名を指定する。

動作確認

no-ip側の管理画面側の設定IPアドレスが書き換わっていたら、正しく動作している。
dig コマンド ( dig tejima.no-ip.info ) などで調べても良い。

まとめ

EC2を何回止めても、自動的にDNSが新しく割り当てられたインスタンスのIPアドレスを参照するようになった。
これで何台開発サーバを作っても、動かさなければ料金がかからなくなった。

エイプリールフールの悪ふざけ

手嶋屋はあまり悪ふざけはしないのだが、2008年に一度だけエイプリールフールに参加したことがあった。

その時のネタが「おひとりさまSNS」
誰ともつながらない、ひとりだけで存分に楽しめるSNSサービスを、リリースしたよ。とアナウンス。

これがなかなか反響があった。と言うよりは、
「こんな手の抜いたサービスはけしからん」というお叱りをいただいた。

要するにうまいこと”釣れた”のである。

「たまには一人きりになりたい」「だれにも読まれたくない、自分だけの秘密の日記が書きたい」
そんなあなたのニーズに応えるサービス、それが「おひとりさまSNS」です。

当時の記事はこちら。なかなか良くできている。

OpenPNEをフレームワークとして使う

先生からのリクエストを受けて、小学校のクラス会向けの緊急連絡網サービスを作っている。
(自分は先生と一緒になってプロトタイプまでを作る。製品化は優秀なエンジニアにお願いする。)

ここで実験的にだが、OpenPNEをフレームワークとして使っている。

まず、OpenPNEに含まれる日記やメッセージなどのプラグインは全部外し、

何のコミュニケーション機能もついていない、まっさらなソーシャル・ネットワークをつくる。
その上で連絡網のアプリケーションを一つだけ載せている。

この実装が、今のところかなりうまくいっている。

一見してOpenPNEには全然見えない。

これでもログイン機構やデータストア、APIなどはOpenPNEのものをばっちり使っている。

今後は、OpenPNE+サービスアプリ一個
という組み合わせで、手軽にソーシャルサービスがつくれるようになるといいね。

03/29 大学広報担当者セミナーで講演@京都

03/29 金曜日、大学の広報担当者セミナーで、講演させていただくことになった。
場所は京都産業大学。春の京都だ。

大学の広報が、ソーシャルメディアに対する興味は、

大学がソーシャルメディアを使って受験生を集めるにはどうすればいいか?
高校生とどうすればコミュニケーションできるか?

ソーシャルメディアは若者が使っているしよさそうだが、どう使ったらいいかわからない
学内の反対を押し切って進めるための材料がほしい。

というリクエストをいただいた。

本セミナーは、日経新聞大阪本社主催のプライベートなイベントとのこと。

大学の広報関係者は参加可能、教職員も大丈夫ではないか。
興味があれば手嶋からリクエストするので、 メールで連絡いただきたい。

tejima@tejimaya.com

技術のしんがり手嶋屋

新しい技術をどんどん使って、新しいコミュニケーション手法が生まれている。

ここ10年の最大の進歩は間違いなくSNSで、これを中心としてスマートフォンメッセージグやメッセンジャー、音声通話などがつづいている。

ただ、古い技術による、コミュニケーションがなくなっているか?というとそうではなくて、未だに電話やら、ファックスやら、結婚式の案内は手紙でやってきたりする。

新しい手段はどんどん増える、古い技術はなくならない。となると、一方的にコミュニケーション手段が分散することになる。
普段から話している友達にはLINEで、ネットに詳しい仕事仲間にはSNSで、お世話になった先生には手紙で、地元の友達は携帯メールで、、、と連絡手段がバラバラに、、、結局、これは不便になるわけだ。

手嶋屋はSNSにコミットして8年近くになる。どちらかというと、新テクノロジーを追い続けるよりも、
いかにして、未だに残ってしまっている古い連絡手段を、コミュニケーション技術の中心地であるSNSと連携させて、
現在よりも簡単にできるか?ということに注目している。

そして、丁寧に対応してくことで、利用者全員が電子メールを使えるようになれば、電話にトドメをさし、
利用者全員がSNSを使えるようになれば、電子メールにトドメをさす。
ということを、一歩一歩やって行きたい。

「技術のしんがり手嶋屋」とは、こういう意味だ。

防災無線の何がすごいのか?

外にいようが部屋の中にいようが、その地区内にいれば大抵聞こえるということ。

これがすごい所。

選挙カーがうるさいというが、あれも同じで強制的に聞かせる能力を持っているツールには力がある。

ただ、さすがにどちらも、家に引きこもっていてヘッドホンでもしていると伝わらない。

そんな人達がすこしずつ増えつつある現代、どんな情報伝達手段(メディア)を作るべきか?ってのが、課題なわけだ。

防災無線に変わる新しいデバイスは、スマートフォンに決まっている。

スマートフォンでどうやって防災無線を超えるか?
最大の難所は、圏外と電池切れだ。

組織の問題:小学校の連絡網

先生からお話を聞いた。

どうも個人情報保護法と関係があるらしいが、

今小学校では、こんな連絡網は作っていないそうだ。各保護者は前後の連絡先だけを聞いていると。

次の連絡先の人が不在だったらどうすればいいんだろうか?

小学校には組織の問題が多い。
先生と保護者の関係、先生と児童との関係、先生同士の関係。

上手いこと解決するツールを作って、少しでも教育環境を良くしたい。

夕焼けチャイムとTwitter

3.11の地震のとき、TwitterやFacebookが電車の運行状況を確認したり、家族や同僚と素早く連絡するために大変役に立った。

なぜ、社内ポータルサイトでは無く、会社が導入している緊急連絡サービスでも無く、ましてや自治体のホームページでもなく、TwitterとFacebookが役に立ったのだろうか?

それは、

TwitterとFacebookは普段から使ってるから

普段から使っているから、緊急の時にも使い方がわかり、慌てずにアクセスできた。
ただそれだけなのだ。
(まあ、億単位の人間が当たり前に普段から使うという事実がすごいのではあるが、、)

さて、夕焼けチャイム。

これは、どこの自治体も防災無線放送の設備を使っている。

防災無線装置の有効利用という見方もできるが、本質は

有事のために普段から使っておくという配慮がある。

毎日鳴らすから、あそこにビルが立ったから聞こえにくくなった、であったり、今日はなんか音の調子が悪い、
という、不調をすぐにつかむことができる。普段から使っているから、有事の時に役に立つ。

夕焼けチャイムはとっても大事なサービスなんだよ。

ただ最近は、防災無線、ほとんど夕焼けチャイムとしてしか使われていない。
もう少しいろいろな情報を流して、普段使いしたほうがいいんじゃないかな。

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