社長BLOG

組織紛争:いじめられっ子の最適な戦略は?

いじめっ子&その予備軍にアプローチするよりも、いじめられっ子&その予備軍にアプローチしたほうが、”数の上では”少なくて済む。

ということを先日の記事で書いた。

対処法についても書いておかないとなと。

1.組織・コミュニティを離れる

「いじめるほうが悪い」「自分にはこのコミュニティにいる正当な権利が、、、」なんて考えたりせずに、さっさとそのコミュニティから出てしまったほうがいい。部活なら部活をやめる。学校を変えてもいい。昔よりも交通の便はいいし、学区がなくなり他の学校にも行きやすくなっている。
歌舞伎役者になるわけでも、15代続く家の跡継ぎなったわけでもないなら、さっさと逃げたらいいと思う。

数年しかない学校生活で、耐えよう、先生や保護者のアプローチで解決する、待っていれば相手が変わってくれるはずだ、
なんて考えるのは甘い。

学校が選べないような場所に住んでいれば、引きこもって通信制の学校に通う。
数年間はネットコミュニティに移住する、というのも、生きるためにはいいと思う。

2.いじめに対する解釈を変える

「いじめる連中、は束にならないと俺を追い詰められないんだ、ひ弱な下等民族め」なんて、思い込んでやり過ごす手もある。
自分はこのパターンだった。自分の場合は比較的、運動も成績も良かったので、本当に連中を下等民族だと思っていたんだけれども。

3.ドM戦略

「自分こんな事されるのがとても好きなんだ、もっとして!」というドMキャラを演じる。

これはやったことが無いが、大人になった今になって、これをやっておけばよかったと思った。
当時は自尊心が高くてできなかった。

いじめてる方に気持ち悪いと思われれば勝ち。

いずれの戦略も、いじめが軽いうち、自分の精神レベルが高いうちに対策したほうがいい。
ひどくなってくると、もはや何もせず、自分がいなくなるのが一番いい、と思ってしまうようになるんじゃないかな。

組織の紛争解決:いじめについて

組織内での紛争解決は、自分が一生かけて取り組みたい研究テーマである。

いじめについて、ちょっと模式図を描いてみた。

よく、「いじめは絶対に許してはいけない」なんて話を聞く。

典型的なクラスのいじめでは、数人からクラス全員までいじめっこ側は複数人いる。

ミッションをいじめの撲滅設定にした場合の戦略を考えてみた。

1.いじめっ子にアプローチして撲滅する
いじめっ子側へのアプローチをする場合には、すべてのいじめっ子をいじめない子に矯正する必要がある。

すなわち、複数人のいじめっ子と、将来いじめっ子になってしまう予備軍のすべてを矯正することになる。

2.いじめられっ子にアプローチして撲滅する
いじめられっ子の場合は、いじめられっ子にアプローチして、いじめられない子に矯正する必要がある。
この場合のアプローチ人数は一人だ。

とるべき戦略は?
手数で考えたら、いじめられっ子側を何とかしたほうが、解決には近いんじゃないか。

風邪にかからないために、家中のウイルス全部を殺菌しようとしている試みに近いと思うんだな。
風邪にかからないようにするためには、風邪にかからない体質を作ったほうが合理的だ。

全部で何人いるかわからないのに、いじめっこ側を撲滅しようとするのは、ウイルス殺菌と同じぐらいむずかしい。

自分も多少いじめられたことがあった。そこでは自分を変えることで何とか対応した気がする。

「こいつらは、一人じゃ自分に勝てないから、束になっていじめようとしているんだ。かわいそうな奴らめ」
なんて思うようにした。

Distributed Comany分散型企業という言葉があるらしい

バーチャル・カンパニー、ノマドワーカー、などの言葉は知っていた。

世界中から、オンラインに集まって働く

みんなが集まらずにバラバラの場所から、オンライン上に集まって仕事をする形態の会社をDistributed Company(分散型企業)というそうだ。

WordPressを作っているAutomattic社がまず思いつく。
世界地図を限界まで縮小表示しなければ、全スタッフを表示することができない。クールすぎる。

GithubやZapposもエンジニアやサポートの業務を在宅から行ったりしている。これも分散型企業。
一番優秀で、一番フィットした人たちと働くには、場所に縛られないオンライン上でいいじゃない、ということ。

産業革命以来の転換点

歴史で習った、産業革命。工場制機械工業以来人はずっとオフィスに集まって働いていた。

人がいる家に材料を持って行くよりも、どでかい機械のあるところに人をと材料を連れて行った方が効率がいい。
ここからオフィスワークは始まっているが、これがいうならば”惰性”で現在まできている。

オフィスに必要な、パソコンも、プリンタも、インターネットも安く、どれも会社で揃える必要がなくなっている。

少なくともデスクワークは、オンラインを中心に組み立てられるようになるだろう。
そして、企業のSNSがオンラインオフィスに進化するんだ。

初心を思い出す

一橋大学、商学部の学生が、ゼミで社内SNSを研究しているとのこと。
手嶋屋を訪ねてきた。

話を聞く所、研究室自体は人材マネジメントがテーマのようだ。
その中で、社内SNSの効果に注目して研究しているとのこと。

研究について話すのは楽しい。研究者になろうとしていた学生時代のことを思い出す。
自分がやりたかったのは、人工知能だった。(すぐに挫折したけど)

・人工知能を研究し、ロボット化できない人間性を探し出したい
・ソーシャル・ネットワークは、人工知能が活躍するのに最適な環境だ

散々偉そうなことを話したが、まだ何か成果を残したわけじゃないし、自分も初心に戻って研究しよう。

※彼らの周りでは、学生同士の連絡用のSNSはFacebookが主流になっているそうだ

手嶋屋、早稲田に移転完了

昨日から引越し作業をしていたのですが、本日早稲田オフィスに移転が完了しました。

新しいオフィスは

エコリッチ高田馬場ビル5Fです。
〒169-0051
新宿区西早稲田2-18-20 ECORICH高田馬場5F
tel 03-6205-5017 fax 03-6205-5018

地図はこちら。


より大きな地図で 株式会社手嶋屋@早稲田オフィス を表示

お近くの方は、ぜひ火曜、木曜のランチタイムにお越しください。
手嶋屋のランチミーティングで一緒に、ごはんを食べに行きましょう。

※電話は今日 2012/09/25 夕方に開通予定です。今業者さんに設定してもらっています。

ちょっと欲しいサービス「所在地地図の画像化」

手嶋屋は今月の22日に早稲田にオフィスを引越しする。
※関係者のみなさまには、案内状を送付します

現在その手続をしているのだが、所在地地図が気になった。

会社にデザイナがいれば、そのひとにちょこっと作ってもらえばいいのだが、会社にいなかったりプロジェクトで忙しかったりするとなかなか頼みづらい。

こういうちょっとしたのを、500〜1,000円ぐらいで作ってくれると、とっても助かるな。

OpenPNE3のセットアップカウンターが20,000に

OpenPNE3のセットアップカウンターが20,000を突破した!

ログオフィスをつくる

ふじみ野にログハウスがある。実家は、別荘を持てるほど裕福では無いのだが。

親が畑仕事が大好きで、休憩のためにと畑の隣にログハウスを建ててしまった。
どんな休憩小屋なのかと見てみたら、これが驚き。2階建て、トイレや風呂はもちろん、IHのキッチンまでついている。

これを週末しか使わないっていうのだから、もったいない。

早稲田のオフィス移転計画も目処がたってきたので、このログハウスを、平日オフィスとして使えるようにする。

「ふじみ野ログオフィス」計画を始動する。

手嶋屋一社が使うのももったいないので、ソーシャルの会社らしくシェアできるようにデザインする。
滞在型レンタルシェアオフィス?

なんだかよくわからないけど、経営合宿、イベント、ハッカソン、はたまたデスマーチなんかにも便利そうじゃないかな?

SNSはひとつじゃ足りない

なんでOpenPNEを作ったか?

SNSはひとつじゃ足りないと思ったから。

人にはホンネもタテマエもあるし、特定の人たちの間でしか共有できない人格がある。
その人格を安心して共有するためには、それぞれのタテマエごとの場(=SNS)が必要だと直感した。

要するに、Facebookが強く望む「人間のアイデンティティはひとつだ、ひとつの人格で世の中を渡り歩け」というザッカーバーグの考えが好きになれないのだ。そんな世界面白くないよ。

自分は、偏った趣味を持った人たちが愛する、マニアなモノが大好物だ。
モノそものが好きと言うよりも、偏った人たちが持つ偏った愛情、性格が好きなんだと思う。

そうした人たちが、安心して交流できる場をつくり、そこでの暮らしを支えることに興味がある。

これまでにOpenPNEを使って立ち上がり、生き残ってきた多くのマニアックなコミュニティ。

数万種類もコミュニティを作っていれば、とんでもないものにもぶつかる。
会社のSNSや、ファンクラブSNSなんて、まだまだ序の口。
ゴスロリも、コスプレも、ゲイも、アダルトも、スワッピングなんてものまである。

社長ブログで書くネタでは無いが、ゲイが、スワッピングファンが、安心して交流できるサイトなんて、OpenPNEでしか絶対作れなかったぜ。
という自信を持っている。(一応、自分はストレートだよ、、とアピールはしておく)

ゴスロリだって、下妻物語の深田恭子ちゃんみたいな子がわんさかいるかと思って覗いてみれば、まあ、写真を観ると背景の建物との縮尺があっていない、、大きな子がたくさんいる。これは確実に男の娘だ。

オンラインゲームのSNSだって、昼間っからずっと日記を書いていたり、どうみても仕事の合間に、携帯から仲間と交流したくて書き込んでいるサラリーマンがいる。

ゲームセンターで4対4で対戦する、アーケードゲームの戦場の絆SNSも面白い。
ある部隊長が「社内会議に足止めを食らっており、誠に無念ながら、戦場への参加が遅れております!」日記を書いていた。

彼にとっては、仲間が待っているゲームセンターが、関が原の合戦場であり、足止めを食らった会議は、
さながら関が原に遅参してめちゃくちゃ怒られた、徳川秀忠の上田城攻め、といった心境なんだろう。

世間には公表しにくいようなやり取りが、それを受け入れてくれる人たちとの間でやり取りされている。
そういう場を増やしていきたいなぁ、というのがOpenPNEに取り組む一番の理由だ。

「あこがれ」と「自分にもできるんじゃないか?」

あこがれをもって、それに近づきたいと思い、見よう見まねで取り組み始める

これが最良の学習方法である。どんなジャンルであっても。

自分は音楽をかじっていた時、あこがれを持てずに、教則本やコードの練習ばかりしていた。全然うまくならない。
うまくなる人たちは、だいたいあこがれのバンドやアーティストがいて、演奏方法やフレーズを真似していた。

自分の場合、音楽はからっきしだめで、その代わりにプログラミングやプレゼンテーションは、まあまあできるようになった。

「あのゲームがつくりたい」「このチャットツールをもっと改良したい」「ジョブズのようなプレゼンテーションをできるようになりたい」と、あこがれを持って、取り組めたことが身になったんだと思う。

あこがれに加えて大事なのは、「自分にでもできるんじゃないか?」と思うこと。

ぼーっとあこがれるだけじゃなくて、「あれなら自分にもできるんじゃね?」と思い、見よう見まねを始められるかどうかが、
できるかできないかの分かれ目な気がする。

あこがれものまね方式がうまくいく理由

教則本やマニュアル、スクールや本では、そのジャンルで必要なスキルをまんべんなく教えてくれる。スキルをレベルの低いものから、網羅的に教えてくれる。どのスキルを使うかは、ある程度覚えてから自分で決めてね、とうながす方式だ。

制御構造:3
オブジェクト指向:3
MVC:3
HTML/CSS:3
AJAX:3
WEBAPI:3

なんて形だろうから、このスキルセットでつくれるソフトウエアは、掲示板ぐらいでした。となりかねない。

一方で「あこがれ」は、その曲やソフトウエアをつくるために必要な「スキルセット」を教えてくれる。
制御構造やオブジェクト指向はめっちゃ簡単だけど、WEBAPIについては最先端の技術を使わなければならない。
なんてことがある。実際のソフトウエアも、全部の知識をフルに使わないと行けないものはあんまりない。

スキルセットで表現すると、

制御構造:1
オブジェクト指向:2
MVC:2
HTML/CSS:4
AJAX:10
WEBAPI:10

こんな形だったりする。

あこがれものまね方式がうまくいくのは、最適なスキルセットを選択できるから、ということじゃないかな。

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