社長BLOG

mixiあしあと問題における紛争の心理学 Sitting in the Fire

mixiあしあと改悪反対コミュニティを読んでいると勉強になる。

機能設計はどうすればいいか、広報の立ち回り方などが、とっても勉強になる。
どちらかというと反面教師的な意味で。

あしあとの役割

mixiあしあと機能は、いくつもの要素が複合していた。
・新しい出会いのためのきっかけ、注目していることを相手に伝える
・ともだちとの毎日のあいさつ
・ストーカーなどが頻繁に来ていないかどうかを調べる防犯センサー
・日記を読んでくれていることを調べるアクセスカウンター
・アクセスカウンター機能を悪用し、外部サイト訪問者とmixiユーザーを結びつける行為

いろんな要素が絡まって、あしあとというコンテンツと利用ユーザーの文化が作られていた。

あしあとがコンテンツとして不要だと判断したmixiの決定には、なんにも思うことはない。
そのようにビジネスモデルが推移したわけだろうし、そのほうがユーザー総体としては喜んでくれると判断したんだろう。

自分は、今回の問題をずっと眺めていると感じることがある。

居心地の良い場所が消えた

これは、あしあとそのものの問題というより、自分たちが大好きだったmixiが
自分たちの思いとはちがう方向、遠くに行ってしまうことに対する寂しさから、反発が起きているということ。

mixiにしか無い好きだった機能がなくなってしまった。仲良しだと思っていた運営担当者から、よそよそしく扱われた。mixi自体のサービスモデルの変化、それに伴う運営方法やmixi自体の空間の変化が受け入れられない。

居心地のいい空間が、そうでなくなってしまって、寂しいんだろうな。
今回はその寂しさがトリプルパンチぐらいでまとめてやってきたので、ここぞとばかりに反発をしているんだろう。

mixiのビジネスモデルの変化や、機能の変化はどうしようもない。
多くの人達を楽しませ、ビジネス的にも儲かると判断したわけだから。これが成功だったか失敗だったかは、結果から判断するしか無い。

対ユーザーコミュニケーションはひどかった

今回の騒動で唯一自分が必要だと思うのは、ちゃんとユーザーと交渉、交流する担当者を付けること。
この役職は相当しんどいが、mixiには笠原、原田ラインではない、コミュニティマネージャーが必要だろう。

「紛争の心理学」曰く、Sitting In The Fire 火の中に座る、というのが一番大事だそうだ。

10/15 PHPMatsuri@大阪に手嶋が参加

先日も紹介したPHPMatsuri@大阪に手嶋が参加できることになった!

参加費は2万円オーバー。この種のイベントとしてはかなり高額だが、前回の参加者はみんな価値を感じたんじゃなかろうか。場所が大阪なのだが、リピーターも多いと思う。

PHPハッカーが一度に介して、一緒に開発をするというのはものすごく勉強になる。
先輩ハッカーの後ろをうろうろして、エディタやターミナル、デバッガの使い方をのぞくだけでも為になる。
実際、ウィザード級の海外ゲストハッカーのテクニックは見せてもらって、参考になった。

ちゃんとテーマを決めて、ちゃんとハックをし、ちゃんと発表する。
アウトプットすることをゴールにしないと、完璧には楽しめないと思う。

100人からのハッカーがあつまって、ろくに夜も寝ないで没頭するのは、クレイジーだし楽しいよ。

10/14 大阪デザイン振興プラザセミナー@大阪ATC

10/14 大阪でソーシャル・ネットワークについてのセミナーをさせていただく事になった。
主催は大阪デザイン振興プラザ

開催概要は以下のとおり。参加費無料。ぜひご参加いただきたい。

ODPセミナーVol.15「ソーシャル・メディアのトラブル回避術」
~Facebook、Twitter、mixiそれぞれのトラブル事例と最新の活用法~

人から人へ瞬時に広がり、PR効果が期待できるソーシャル・メディアは、意図しないトラブルの危険をかかえた厄介者でもあります。本セミナーでは、これまでのトラブル回避ノウハウをキーワードにまとめ、効果的な活用方法を共有します。

【キーワード 】 「火の中に座れ」「荒れたらチャンス」「混ぜるな危険」「現代の井戸端会議」「ブリッジングとボンディング」「”世間”と”お客さま”との違い」「大手メーカーの先行事例は真似しない」「SNSを所有する」
【日 時 】 2011年10月14日(金)14:00~16:00
【会 場 】 大阪デザイン振興プラザ/多目的ルーム(ATCビルITM棟10階)
【講 師】 手嶋 守氏(株式会社 手嶋屋代表取締役)
1979年東京都生まれ。
大学卒業後Webコミュニケーションサービスを行う手嶋屋を起業。
2005年に自社開発のSNSソフトウエア「OpenPNE」をオープンソース化(無償公開)し3万以上の組織に提供中。
【参加料】 無料
【申込・問合せ 】 大阪デザイン振興プラザ
TEL:06-6615-5510 FAX:06-6615-5173
Mail:odp00@osaka-design.co.jp
※お名前、ご住所、電話、メールアドレスを記載の上
「ODPセミナーVol.15 ソーシャル・メディアのトラブル回避術係」明記の上、お申込下さい。

申込書PDF

PDFファイルDL

OpenPNE外部連携キット:インポート編

OpenPNE3の配布パッケージには含めないが、外部のシステムとつなぐための外部連携キットを作っている。

上記のような構成にしている。1項目1プラグインの形式でつくっていき、最終的にプラグインの詰め合わせパックのような構成になる予定だ。

外部連携では、情報を外部からOpenPNEに引っ張るか、OpenPNEから外部に出すか?というふたつの考え方がある。
今回は、OpenPNEにインポートする仕組みをまとめている。

図のピンク色は、でき上がっている部分。

大抵のプラグインは自分のGithubで管理している。 https://github.com/tejima/

OpenPNE3は外部のソーシャルメディアや、認証基盤と連携してこそ力が発揮できる。

「混ぜるな危険」

混ぜるな危険

ソーシャル・ネットワークにおいて、本来交流すべきではない属性の人達を混ぜてしまうと、悪い化学反応が起きてしまうよ、ということ。

ソーシャル・ネットワークは単なるメディアと違って、その交流の輪の中にいる人達の存在というものが要素に加わる。
ようするに中にいる人達同士で交流するので、交流すべきではない人たちを混ぜてしまうと、ユーザー間でトラブルになるのだ。これが非常に厄介で、運営者にクレームを付けてくれるほうがまだ対処しやすい。お客さん同士が喧嘩を初めてしまうと、なかなか解決するのが難しい。双方から運営者に対して「私の言っていることが正しい、相手が悪いので何とかしてくれ」などと、クレームが来てしまう。運営者としてはどちらもお客さんなので対処に困ってしまう。

具体的な例を上げていうと、子育て雑誌などがソーシャル・メディア上に展開するようなケースで、この問題が起きやすい。

専業主婦とワーキングマザー、この両者は何歳でどんな教育をして、どんな遊びをさせてなどといった純粋に子どもを育てる、という面では必要とする情報に共通点が多い。もともとのメディア形態である雑誌=>読者という単方向の関係軸では、同じコンテンツで満足してもらうことができる。

しかし、それぞれ自分たちの時間の自由度や、金銭感覚、子供に対する接し方の質や量はかなり異なっている。
この人達を、同じ読者だから、という理由でソーシャルメディア化すると混ぜると、大体がトラブルになる。どちらの生き方や育て方が良いという問題ではなく、生活や仕事、時間やお金に関する価値観がそもそもずれているのだ。

紙面のレベルでは、月毎の特集で分けたり、ページを分けたりすることで対処可能だが、コミュニティとなるとそうは行かない。価値観が異なる人達が混ざると、どうしてもトラブるのだ。

雑誌だけでなくPTAなどのリアルなコミュニティでも、このような話はよく聞く。PTAの場合は立場的に主婦側が圧倒的に強いので、ワーキングマザー側がおとなしくしている、という感じで均衡状態になる。

雑誌社の事例では、今のところ交流するコミュニティを二つに分けるしか無いのだ。他の解決策はまだ見つかっていない。
これがソーシャル・ネットワークにおける「混ぜるな危険」だ。

OpenPNE3に対する秀逸なたとえ

OpenPNE2はいわばガラケー、OpenPNE3はスマートフォンのようなものらしい。

素晴らしいたとえだ。時事ネタも拾っているし的を射ている。これから自分もこのように表現しよう。

説明を読むとたとえるなら

OpenPNE2はいわばガラケー、OpenPNE3はスマートフォンのようなものらしい。

OpnePNE2はそのままで快適に使えるけどある程度までしかカスタマイズできない。

しかしOpenPNE3はプラグインを使って幅広くカスタマイズ出来るそう。

引用元: OpenPNE3 無事バージョンアップ成功( ̄▽ ̄)V ブイ | 天道馬Q&A.

10/15 PHPMatsuri@大阪に参加

去年参加したPHPMatsuri。

今年もその季節がやってきた。今年も手嶋屋は協賛企業として参加する予定だ。
http://2011.phpmatsuri.net/

今年は関西での開催なので、スケジュールの調整が大変だが、できる限り参加したい。

今年はOpenPNEのベースフレームワークsymfonyの作者である、Fabien氏も来日するようだ。

去年は自分が大好きなレッドブルガールが登場した。今年はどうだろうか?

Google+が伸びない

わりとショッキングなニュース。Google+失速の話。

7月16日までの1週間には180万人に増加したという。しかし、その後は、8月20日に終わる週を除いて訪問者数が徐々に減少しており、先週には116万人にまで減少した。
引用元: 「Google+」の訪問者数、減少の傾向–Experian Hitwise調べ – CNET Japan

Googleは、ソーシャルには向いていないのか?

mixiページで公開URLを取得

mixiページがフォロワー数50名を突破し、公開URLを取得した。

http://p.mixi.jp/tejimaya

※フォローしていただいた方、ありがとうございます。

ソーシャルCRMって何だ?

テッククランチより。企業もソーシャル化が必要だとのこと。

Web2.0からの流れだが、ビジネス=>エンタメの流れが完全に逆行し、エンタメで流行ったものをビジネスが取り込むという流れが続いてる。

多分この流れは止まらない。

今エンタメを中心にソーシャル・ネットワークが流行っている。

ビジネスや教育機関などの既存組織にとって、ソーシャル・ネットワークが必需品になる日も近い。

これからはソーシャル化した企業が勝ち, ソーシャルCRMは2012年に10億ドル超の市場に.

ところで自分も最近CRMツールをたくさん評価しているのだが、ソーシャル時代に対応したバッチリな製品にまだ出会っていない。

OpenPNE�~�蓈���񋟃T�[�r�X�̂��m�点

  • ��K�̓z�X�e�B���O
  • �Z�p�T�|�[�g
  • �J�X�^�}�C�Y
  • OpenPNE Manager
  • ���q���܃T�|�[�g

ページの先頭に戻る