社長BLOG

はぴロジ × OpenPNE 1件目スタート

4月に提携したブレインウェーブ社「はぴロジ」とOpenPNEのコラボ案件、1件目が無事にサービスインした。

5万人規模のソーシャル・ネットワークに対して、会員専用の限定ECサイトを構築。
8月1日からオープンしている。

これからは、だれにでも売りたいものはアマゾンでも楽天でも。この人たちにだけ売りたい、というものはプライベートECを構築するのがいい。

今回は5万人規模という比較的大規模なソーシャル・ネットワークで構築したが、他にも
ファンクラブ限定EC、社員限定EC、ショップ上客専用EC

など、組織限定のECを今後とも発展させたい。

提携したはぴロジの情報はこちら。

※OpenPNEの事は手嶋に直接相談どうぞ http://twitter.com/tejima

Twitterが足踏みしている間にGoogle+が生まれた

以前TwitterをRSSリーダーとブログライターがセットになった素晴らしいUIだと紹介した

この考えは基本的に変わっておらず、Twitterに影響されてか、Facebookもタイムライン+つぶやき重視の方向に変化があったし、Google+なんてサークルなどいろいろな側面はあるにせよ、写真、動画、位置、リンクなど、リッチコンテンツの投稿に対応にしたTwitterともいえる。

これはTwitterの進歩の足踏みによって生み出されたのではなかろうか?

Twitter序盤はいいことづくめだった。
Twitterは写真と動画には手を出さず、あえて140文字のテキストのみに特化した。
そのため小さな開発組織でも、ユーザー爆発に耐えることができた。

足りない部分の機能(マルテメディアやマルチクライアント対応)は、優れたAPIを提供し、サードパーティがガンガン開発し、補っていた。

しかしいまのTwitterは明確に足踏みがある。

◆サードパーティの扱いがまずくなった
・実装が簡単なパスワード方式から、難しいOAuth方式への転換(やむを得ないけど、難しいもんは難しい)
・Twitter社によるクライアントアプリの買収(他アプリの締め出しと見えてしまう)

◆進歩の方向性に対する迷い
・新UI開発の迷い(シンプルさが消え、複雑に)
・収益化やゴールの方向性についての迷い

このあたりがマイナスに出ている。
その間をGoogle+が攻めこんで来て、一定の地位を勝ちとったといえる。

Twitterは自分が感動したサービスである。
「世界初、アカウント名を世間に公表できるサービス」
として。

@tejima と周りに一言伝えるだけで、だれとでも安全に連絡をとることができた。
これはすごいことだ。スパムも来ないし、世界最短だ。

※このポジションはOpenPNEが手に入れたい。

電気使用量前年同月比20%減

昨日来た請求によると、オフィスの電気代が前年同月よりも20%削減できたとのこと。

節電の効果がちゃんと現われた。

手嶋屋はソフトウエア開発会社、まさに電気のおかげで成り立っている。

今後も工夫を続け、省エネの会社運営をしていきたい。

◯◯組合にOpenPNEは適している

◯◯組合と呼ばれるもの、共済組合、健康保険組合、労働組合、商工組合など、にはOpenPNEは適している。

組合は何らかの目的のために(家族や地域などとは違って)人為的に作られる組織だ。

目的がはっきりしているし、中に入っている人たちの属性も近い。組合の外に聞かれてはまずいタテマエもある。

これは、プライベートなソーシャル・ネットワークだ、OpenPNEにバッチリ向いている。

OpenPNEをつくりはじめた当初から、組合にも積極的に使って欲しいと思っていた。
ソーシャル・ネットワークがどんどん浸透してきて、2年前くらいから、ようやく組合での導入が始まりだした。

”組合”という語感からは、フラットな印象を受ける。これもソーシャル・ネットワーク向きだ。

と、こんないいものでも、たまに導入に反対されることがある。導入後に閉鎖されてしまったりという話も聞く。

めちゃくちゃ驚いた。

それぐらい組合の活動にとって、最高、最適のツールなんだ。
これをなんでわざわざ拒否するのかは、しっかりと理由を問いただしたい。

妄想OpenPNE3

頭の中で、妄想整理中。

Google+「Circles」という名前が詰んでいる

Google+は面白い。ただ、Circlesのネーミングには失敗している。

Circles(サークルズ)は、言葉とその挙動に一体感がない。日本人でも、英語話者でもサークルとは、グループやコミュニティのように、メンバーが所属する輪っかを表現するものである。

サークル、グループ、コミュニティという言葉はどれも同類で、ザッカーバーグの言葉を借りると

グループの定義は…そのグループの中の人たちがそこに誰がいるかを知っていることだ

まともな人間は普通こう考える。

自分は、「ターゲット」「ロックオン」「エイム」のほうがGoogle+のこの概念を示すには近いと思う。仲間と共有したいつぶやきや写真を弾に例えると、この弾をだれに発射するか?狙いをつけるという感覚が素直だと思う。

友だち15人と、会社の同僚10人にターゲットして、つぶやきを発射する

だ。狙われている友だちは、狙われていることは分かるが、どのカテゴリに入れられて弾を撃たれたのかはわからない。

無理やり輪の表現を選ぶとしたら、投網(トアミ)だね、「友だちの網でバサーっと一網打尽」みたいな。

さて、表題の詰んでるという件なのだけど、ただ名前がおかしいだけなら、そのまま使い続ければいいんだ。

問題は今後だ。

もしGoogle+に、いわゆるグループ的概念を持ち込みたくなったとき、果たしてどんな名前をつければいいのだろうか?

グループもコミュニティも、語感的にサークルとかぶっているので、この表現を使うと混乱する。

サークルよりも囲いを感じさせるから、スフィア(球)だろうか?

Google+がエンタメ用途として使われているうちは適当でいい。
今後GoogleAppsのように本格的な組織内で使われる用になったら、グループ概念が必須になる。

さてどうなることやら。

Share0(シェアゼロ)に登録

シェアゼロというサービスに登録した。
”ソーシャル”とか、”共有”という言葉にはなるべく首をつっこむことにしている。

ブログのサイドバーにしばらくバナーを出しておく。

OpenPNEコアにアクティビティ(つぶやき)が入っている意味

OpenPNEのコミュニケーション機能の中で、アクティビティだけはOpenPNEのコアに含まれているのだ。これは何故か?

通常、日記やメッセージボックスなど機能はプラグインとして分離され、
同梱プラグインとして配布されている。図のように。

アクティビティは、つぶやき的な”見た目”の側面が重視されがちだが、
本来はソーシャル・ネットワークに関係するユーザーの行動(=アクティビティ)をすべて表現しようという考えから設計されている。

OpenPNEのコア(プラットフォームの核)は、ソーシャル・ネットワークの世界や関係表現の土台として機能する。
その点から、SNSの内部、外部の行動を受け取る受け皿として”アクティビティ”というデータベースが、プラットフォームに置かれるのは理解できる。

ただ、これがつぶやき機能の用に見えるから、OpenPNEのコア部分にコミュニケーション要素をどんどん追加していきましょう。というのはいいのか悪いのか、苦慮するところだ。

他方で、
Facebook Twitter mixi (企業内用としてChatter)を見渡してみると、いわゆるリアルタイムの行動情報共有(≒いわゆるつぶやき)機能は必ず搭載している。
掲示板がなかったり、日記がなかったりメッセージがなかったりは、それぞれのソーシャル・ネットワークごとに違いがあるけれども。

つぶやき系はソーシャル・ネットワークに取ってのコアだよね。
と考えることもできるので、いれたまんま行くかとも考える。

ここでの自分の考え

・アクティビティ(ソーシャル・ネットワークの行動情報記録)はOpenPNEのコアに入れる概念だ
・全部の要素をアクティビティに詰め込むのではなく、機能の一部はプラグインで切りだしてもいいかもしれない

エンタメ=>ビジネス

今の流れは、エンタメ=>ビジネスだ。
Gmailはコンシューマーから始まった。ソーシャル・ネットワークも今の形のものはエンタメ由来である。
これが便利だから、会社でも、学校でも使おう。という話になっている。

昔は逆だった。

そこで考えたのが二本の企画。

◆ランチランダマイザー
会社向け。ルーレットでランチのメンバーが決まる

◆社員時計
会社向け。美人時計のコピー。社員が一分ごとにスイッチして時間を知らせてくれる。

ふざけているけど、これで会社組織はもっと良くなると思うんだ。

既存サービスを立体化させる

いつもソーシャル・ネットワークを研究しているとき、
ネットワークだ、ネットワークだといって、ついついつながり情報の流通と伝搬ばかりに気を取られていた。

OpenPNEは既存サービスに、人やグループという概念を追加することができるというのも、大きな価値である。
これを、既存サービスの立体化と呼ぶことにする。

X軸は:自分に関する情報や機能
Y軸は:相手に関する情報や機能
Z軸は:グループに関する情報や機能

だ。従来のサービスはこの区別が明確でなかった。
既存サービスが使いづらく、ソーシャルサイトが使いやすい理由は、
この3つの概念が、人に取って分かりやすいということなんだと思う。

だから、既存サービスを立体化することで、もっと便利にすることができるようになるはずだ。

◆メーリングリストの場合

たとえばOpenPNEでメーリングリストを立体化してみよう。

◆自分のページ
X軸には、自分に関する情報と機能が並ぶはずだ。


・投稿したい
・最新の未読投稿、自分の発言を閲覧したい
・過去記事を検索したい

などが、自分がアクセスしたい情報であり機能となる。

◆相手のページ
Y軸には、MLに参加する別のメンバーの情報を配置する。

そのメンバーの情報を確認する。
そのメンバーにプライベートなメッセージを送る。
そのメンバーの過去の投稿内容を閲覧する。

◆グループのページ
Z軸にはグループの情報が配置される。

MLであれば、MLの参加、退会、メンバーのリスト、過去ログなどが表示される。

こういうように、OpenPNEを導入して情報を整理し、立体的に再配置することで、
従来のMLシステムより、直感的で分かりやすくなるとおもうんだ。

さらに注目したいのは、この3つの軸を表現する画面がほぼ同一のレイアウトで実現されているところだ。


これは2005年にmixiの初期レイアウトを研究した図。
初期のmixiは3つの主要画面のレイアウトが統一されていて、構造的に素晴らしかった。複雑な機能群をシンプルに見せることに貢献した。

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