社長BLOG

長い付き合いにOpenPNE

お客さんと長期的な付き合いをするためにOpenPNEが役立つ。
そもそも、お客さんと事業者も含めた、組織コミュニティを長期間発展させるためにOpenPNEをデザインしている。

お客さんと初めて出会うにはTwitterやFacebookなどのマス型のSNSが向いている。
お客さんとの出会いだけに特化するなら、昔からあるぐるなびもGrouponも非常に強力だ。
マス広告もいいだろう。
新しく出会う場は、2年ごとにトレンドの場所が変わってもいい。
TVCMをやめて今年からはネット広告だ。TwitterとFacebookへ誘導しよう。などね。

しかし、お客さんと長く付き合いたい場合は、自分たちでネット空間をデザインする必要がある。
トレンドが変わったからと言って2年ごとにコミュニケーション空間を移動してもらうのは、ナンセンスだ。

OpenPNE3認証ドライバに仕様についての話し合い

OpenPNE3の認証ドライバは、メールアドレス、OpenID、携帯キャリアID、などがある。

このあたりの仕様について、77webさんと何を話し合っているか?というと、
「OpenPNEから退会するときにパスワードを求められる仕様ってどうなの?」
ということだ。

この仕様が既定されていることによって、本来パスワードを持つ必要がない、OpenIDにまでパスワードをセットする必要がある。

これはどう見てもエレガントじゃない。
外部認証系と連携していて本人確認が取れているのに、パスワードを追加で要求される。ユーザーの登録率が激減してしまうう。

ということで、この仕様を更新しようとしている。

要旨は

・退会時にパスワードを入力させるフローをオプションにする。すなわちそのまますぐに退会できるようにする。(CSRF対策はする)
・各認証ドライバは、登録時にパスワードをセットしなくても良くする
・退会時の本人確認をする場合には、各認証ドライバの認証系を通化させる
・退会時にパスワードを入力させるフローの場合には、基本的にはopAuthMailAddressPluginも同時に使ってもらう
※本プラグインは、メールアドレスとパスワードで認証するプラグイン。必ずパスワードをセットする

まず、新しい仕様のプラグインを配布し、ユーザーに評価してもらう。
便利な方を、正式な仕様にすればいいと思う。

とりあえず自分が管轄している、作りかけの認証プラグイン群の仕様から手をつける。

本トピック関連のTwitter書き込み

新聞の新しい漢字

「一所懸命」が「一生懸命」に変わった。時代に合わせて漢字が変わった。

ひとつの場所を命がけで守るというケースが現実的では無くなってきたけど、この言葉の音や意味は素晴らしいから、形を変えて現代まで残ったのだろう。

新聞もそろそろ「新」という字を改めたほうがいい。
今、半日近く遅れた記事をいくら頑張って配達しても、もう新しいとは言えないだろう。

ということで、新しい漢字の候補を考えてみた。

真聞
真実を届ける。

心聞
読者に対して感情や心、思いを伝える。

深聞
一つ一つのニュースにより深く迫る。

親聞
読者と親しくなる。

※追記

身聞
身体に巻くとあったかい。

辛聞
批判記事が多い。

芯聞
一面がホームラン情報。

寝聞
寝転がりながら読める。

浸聞
風呂に浸かりながら読める。

新聞の漢字はこのどれかに変えたほうがいいんじゃないだろうか?
もし、新という字にこだわるのであれば、紙前提の体制を即刻改めたほうがいいだろう。

TheTechTeam

NPO、NGO関連の人ってなんであんなにテクノロジーに疎いのだろうか?
もうちょっとなんとかなるんじゃないの?

と思ってしまうことがよくある。自分も片手間で、とある団体のドメインの更新やレンタルサーバの管理を手伝っているが、まー、みんな疎い疎い。

でもそれって突き詰めれば、われわれエンジニアがその分野にあまり手を出していないからだろう。
なんだ、自分たちのせいじゃないか。

ということで、こうした活動にうまく関与できるように、技術者仲間と話し合っていこうと思う。

この企画のベースはオバマが大統領選で組織したObama Tech Team。NPOやNGOと違ってこれは政治活動ではあるんだけど、ソーシャル・ネットワークとオープンソースを大量に駆使しながら、自分たちでサイトとシステムをつくりあげて行った。それによってネットを通じて膨大な支援者と寄付金を獲得した。

テクノロジーは、それだけでは何もできない。明確な目的と大義があってこそ、その価値が生まれる。
誰得な自己満足ソフトウエアを書くのも純粋な創造性の発揮という意味では芸術的でいいのだけど(自分も好きだし)、
世の中を良くするために自分の能力と技術を使うという活動は、楽しくて意義があるとおもう。

オンラインゲームとアーケードゲームの共通点

いわゆるコンシューマーゲームと比べた、オンラインゲームとアーケードゲームの共通点。

それは、

遊ぶ時間に比例して、ゲームにお金を払う

ということ。
実は同じことはカードゲームにも当てはまる。

やっぱり心情的には、長く遊んだらたくさんお金を払うという方が納得できるとおもうんだ。

ハマっている人にとっては、パッケージゲームのの5,000円前後の価格は安すぎる。
5万円払ってでも、もっとゲームに没頭したいのに、5,000円しか売り物がないのはもったい無いよね。

最近のコンシューマーゲームは、はまった人向けに、拡張パックや追加シナリオを販売しているが、
これはとても良い。

最近カードを絡めたアーケードゲームが増えてきているのが気になる。
この調子で行くと、カードゲームとオンラインゲームも融合しだすかもしれない。

OpenPNEをID連携の親分にするMasterPNE

OpenPNE3をID連携の親分にしようと企んでいる。
※OpenPNE3はソーシャル・ネットワークのプラットフォームになるのでね。

企業にはLDAP(ActiveDirectory)君やSAML君などの、しっかりしたID連携基盤がある。
しかしながらこれは、使いにくい事この上ない。どう考えてもWeb的じゃないプロトコルだし。
PHPで使うにはライブラリが必要だし、ポートは別だし、サンプルで動作テストするクライアントも手に入りにくい。
JavaScriptから呼べたり、簡単にブラウザで動作確認ができなくてはイヤなのだ。

OpenPNEを手軽なID連携をどんどん実現して、組織コミュニケーションのハブにしたい。

今回、すこし時代が逆行するのだが、古きよきID,パスワード方式の認証APIをプラグインとして参考実装してみた。
opMasterPNEPluginだ。

IDとパスワードを投げると、OpenPNEのmember_idを返してくれる、シンプルなプラグインだ。

これはOpenPNE3本線に入るようなシロモノではないが、OpenPNEをWEBツールの親玉に据える際に、とても便利に使えると思う。

現在の仕様はこのとおり。

まあ、ちょっといまどきMD5とか危ない気もするのだが、イントラで使ったりSSLかけたり、
IP制限下で使うなどの他の対策と組み合わせることで、十分機能するだろう。

※まず使えるコードを書く。心配事はあとからね。

掘り出し物:社内コミュニケーション構造

社内コミュニケーション構造は、
縦割り、プロジェクトチーム、コミュニティに分かれるよ、という話。

48,000円も取っているのに、顧客のことを知らない新聞

新聞の話。朝夕刊合わせて大体月に4,000円。年間で48,000円程度。朝刊だけ取っても36,000円ぐらいになる。

普通、年にこのくらい取るサービスであれば、たいてい顧客のことを覚えてくれるようになる。

居酒屋。月2回2,000円ずつ年に24回も同じ店で飲んでいれば、主人がドリンクや小鉢の一つでもサービスしてくれるだろう。
美容室。これは当然。月に一度3〜4,000円というところか。
携帯電話。料金明細には名前が入っている。個人向けにポイントが貯まったりもする。

年48,000円の重みとはこういうものだ。

新聞は性質上、新聞を配達店に卸し、配達店が個々の世帯に配布するので、顧客の情報は持っていない。
でも顧客にとってみれば、配達店の顧客であるという認識は無い。
朝日なら朝日、読売なら読売とそれぞれの新聞社の顧客だと思っているだろう。

新聞社は顧客管理ができていないことを、たいていこのあたりの仕組みを言い訳にしている。

新聞社のデジタル化の最初にして最大の課題は、この顧客の認識である。

年に5万近く払っている顧客が、わざわざWebサイトまで訪問してきてくれたのに、
今、新聞社側はその区別がつかないのだ。

イメージしてみよう。

月に2回通う居酒屋、月1で通う美容室で、年に5万円近くのお金を落とす。それで自分のことに気づかず、一見さんと同じように扱われたら?

ちょっとムカっとこないだろうか?新聞社はこの仕打ちを顧客に対してしているように見える。

新聞社がデジタル化、ネット化する上で取るべき戦略は、

配達店に怒られないようにしながら、顧客と直接のコミュニケーションチャンネルをつくる。

これが王道である。自分としてはこの道しか通り道が無いと思うんだ。新聞には。

新聞社は電子新聞ビジネスを始める前に、顧客を認識するという仕事から始めるといいだろう。

顧客とは、販売店が持っている世帯情報ではない。新聞を実際に読んでいる読者の情報だ。
※自分は実家の新聞代払ってるけど、自分が読んでいるわけではない

発行部数×3人分の顧客の認識を完了すること。

まずこれからだと思う。

OpenPNE3のキモはシングルサインオンだった

プライベートSNSには強制入会という要素が必要かもという記事を書いた。

組織の全員がOpenPNEに参加させるためには、アカウント発行という煩わしい手続きを取らずに、なるべくスムーズに使ってもらいたい。そのためには、すでに発行されているアカウントでログインできることが理想だ。
システム的にはシングルサインオン(認証連携のみでもいい)ができるということ。

あまり打ち出していないが、OpenPNE3は独自の認証プラグインを簡単に追加できるという新機能がある。

今個人的に作っているのは以下の認証プラグインだ。
公式配布レベルでは無いが、Ver.3のキモである本機能を、ぜひ試していただきたい。

・POP3サーバで認証する opAuthPOP3Plugin
・GoogleAppsアカウントで認証する opAuthGoogleAppsPlugin
・Twitter Facebook Gmail WindowsLive などのアカウントでログインする opAuthJanrainPlugin
・mixiアカウントで認証する opAuthMixiPlugin

OpenPNE3は組織、コミュニティのためのソーシャルプラットフォームであるので、シングルサインオンでつなぐのがキモであったのだ。

ここは、Ver.2と同じノリ(1から新規登録する前提)で組み立ててきたことは、よくなかったと反省している。

プライベートSNSには強制入会という要素が必要かも

SNSの運営と開発についての研究をして6年。

われわれが専門で研究しているのは、特定の組織やコミュニティ向けのプライベートなSNS。
プライベートSNSは、日本人の感覚にとってもマッチする。村社会、本音とタテマエ、ここだけの話。などなど。
もともとあるコミュニティのメンバーだけが参加する。

誰でも入れるパブリックなSNSは興味のある人がある程度の人数いればいいのだが、プライベートは違う。

特定のコミュニティ全員が入ってくれないと、その真価が発揮できない。

全員に使ってもらうためとはいえ、運営者はメンバーに無理やり使わせることはしたくない。
世間のSNSで使われているような、自発的な楽しいコミュニケーションを作り出したいはずだ。

残念だが、自発的なプロセスによって組織メンバー全員がSNSを使うのは、これまでの経験上ほとんど不可能だ。
まだ結論は出ていないが、運営者は心を鬼にして、どんな手を使ってでも、全員を強制入会状態にする努力をした方がいいんじゃないか。

全部のSNSがというわけじゃないけど、社員向けSNS、学生向けSNS、組合向けSNSなどは、ある程度メンバーが揃ってないと価値が半減する。

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