社長BLOG

プレステレッグとWii血圧計をつくろう

日本製品が向かうべき方向を考察。

エンターテイメント製品は勝てない
5年経っても、Sonyのウォークマンが初代iPodを超えられていない。
iPhoneに匹敵する製品は作れる気がしない。
ゲーム専用機(家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機)もスマートフォンに席巻されるだろう

人的サービスは輸出できない
日本の顧客サービスは世界一だと思っているが、人口減少下これを輸出するのは難しい。
おもてなしの心をWebサービスに込めて、というのも考えられるが、言語の壁が大きい。

極限の品質、小型化による製品
品質を極限レベルまで高める努力、小型化の優位性はまだ続くだろう。
デジタルビデオカメラやコンパクトデジカメに飽きたらず、今や一眼レフカメラもどんどん小さくしている。

※話はそれるが、ロケットも通信衛星もどんどん小さくしていけばいいのに、、と思う。ロケットをでかくするのではなく、積む物(衛星など)を小型化したほうが日本にとって都合がいいのだ。

日本製品の進むべき分野、

小型医療機器がいいのではないか?

たとえば、楽しくアクティブに遊べるというゲーム機のブランドを活かしたパワードスーツはどうだろう?

「このプレステレッグをつければ、80歳でもダンクシュートができます!」

Wiiで健康を維持するという路線もあるので、これを進める手もあるだろう。

「このWii血圧計をつければ、血圧、血糖値、体脂肪率を24時間モニターして適正値を維持します!」

なんてのが面白い。ブランドを活かす方向性はここだ。

身につけるものだから、安全性や品質は非常に大事だし、小型化も必要である。
また、プレイステーションやWiiなどが今持っているブランドイメージを活用できる気がする。

雑誌と同じように、新聞にも付録をつければいいのに

自分は「学研:科学」や「小学一年生」などの時代から、雑誌の付録が大好きだ。

今付録といえば、女性誌の力の入れかたがものすごい。化粧ポーチやシュシュ、トートバッグまで、なんでも付録として付いてくる。男性誌やIT雑誌も真似し始めた。

ブランドとタイアップして、本としての体裁ではあるがメインは付録というものも出てきている。
美顔ローラーや電子タバコはこれで大ヒットしたそうだ。

雑誌の世界で、付録がなぜ流行るか?

付録はデジタル化できない

いま、雑誌に乗っているような情報は、ネットを使って簡単に手に入れることができる。
料理のレシピ、ファッション、テレビガイド、コラムはブログのほうが自分に合ったものを見つけられる。

一方でデジタルにできないことは、物理的な物を届けることだ。いくらネットが進化しても、物理的なトートバッグをデジタルにのせて届けることはできない。

これで部数を伸ばせるかは分からないが、
デジタルとの生存競争において比較優位を求めて、物理的な付録が進化していくのは、正しいことだ。

であるなら、自前で配達網まで整備している新聞も、付録をつければいいのではないか。

さすがに雑誌のようにトートバッグは無理だろうから、薄手のものから始めればいい。
企業とタイアップし、CMで起用したタレントのクリアファイルやカレンダーなら、少なくとも自分には嬉しい。

紙は”情報”をキャリーするメディアとして、魅力を失いつつある。
それなら「紙は、物理的なものである」という要素を活かして、新たな魅力を作っていけばいいのにな。

ネットで連絡をつけるNo.1は、相変わらず電子メールである

2004年から2005年にかけて、われわれの間で一番素早く連絡をとるツールは、mixiであった。

「XX社長レスポンス速!」なんて、よくやっていた。
メールでなかなか返事を返してくれない社長が、mixiだとめちゃくちゃ速かったりした。

2009年から2010年は、このポジションにTwitterが立っていた。
それが今年はFacebookだ。
流行っているサービスは、送る方も受ける方もユーザーが頻繁にアクセスするので、
メッセージが相手に伝わりやすく返事も速くなる。

しかしこうしたサービスはいっとき返事が速くはなるのだが、このスピードがなかなか安定しない。
例えば今、mixiの仲間にメッセージ送っても、2005年の頃のようなレスポンススピードは期待できないだろう。

一方で電子メールは、まだまだ遅くはあるが、スマートフォンやWebMailの進化により、着々と返信スピードが速くなっていると感じる。少なくとも遅くなってはいない。最近「iPhoneから送信」「iPadから送信」という署名をみかける。夜中に送ったメールなのに恐ろしいスピードでレスポンスしてくれる。

流行り廃りで連絡がついたりつかなくなったりするのは、これではコミュニケーションインフラとは言えない。
最低でも電子メール以上の信頼性を維持した上で、コミュニケーション基盤を構築するにはどうしたら良いのか?

OpenPNEでこれをどのようにつくるか?考えていきたい。
※Facebook内のアクションの通知先としてメールを使う作戦はとてもよくできていると思う。mixiやTwitterよりもメールの送り方がうまい。

GoogleTVがうまくいかないわけ

実はGoogleTVに限ったことでは無いのだけど、
テレビと他の何かを連携させる製品は、たいていうまく行かない。

4年のPC 8年のテレビ

そんな中で、Google I/Oでのこんなニュース。
Google I/O: 新パートナーを見つけOSをアップデートするGoogle TV–今度はうまくいくかな?.

まだまだがんばる様子だ。

なぜうまく行かないかというと、単純に製品の耐用年数の違いがすべて。
テレビが7,8年のサイクルなのに対してPCは半分ほどで陳腐化してしまう。

テレビとしては使えるけど、一緒にくっついているコンピューターは古くなる。

テレビデオという過去の過ち

テレビデオという製品が昔あった。

駆動部分があるからビデオの方が先に壊れる。ほとんどのテレビデオはデッキの中にテープが詰まって取り出せないまま、テレビとしてだけ使われているというシロモノであった。

GoogleTVも、テープが詰まったデッキ状態になる宿命なのだ。

GW初日 OPthonに参加

多少の寝坊はあったもののハッカソンに参加。

これから19:30まで取り組もうと思っていること

1.OpenPNE3をプラットフォーム化させるために必要な要素のひとつ、IDについてラインナップを揃え、機能を充実させる。

2.OpenPNEのスマートフォンUIについてアクティビティに特化して整備する

このうちのどちらか、あるいは両方をどちらか、、取り組む予定。

実際やったこと。
※予定と大幅に異なっている。

・手嶋屋無線LAN設定
無線LANのアクセスポイントを丈夫なものに変更した。社内ネットワークを移行する下準備という感じだ。

・KINECTをPCにつないで遊ぶ

音声までは撮れたが、映像が取れなかった。しばらくWindows触ってないので、ドライバなどの入れ方が分からなくなっている。VMWare上だということもありギブアップ。XBOXを買うしかないか。

b-mobile 設定

e-mobileがちょうど2年となったので、気分転換に別のキャリアに変えてみた。b-mobile SIM U300という上限300kbpsの製品にした。そのかわり月2,839円と安い。

接続してみたが、e-mobileと比べると結構遅いね。自分にとってはお守り用回線なので、妥協できる範囲。
今日はb-mobileの回線で作業をする。

OpenPNEのID連携のラインナップ

ようやく本日目標にしていた作業を始めた。
OPVCの9日目が該当の章に当たるので書きなおしている。

いろいろ考えた結果組織のID連携の要はPOP3であることが判明した。

・メールアカウントを発行している組織すべてが利用可能
・レンサバ、社内イントラ、クラウドすべての利用形態で対応
・普及数が圧倒的

ということでPOP3を重点的に進化させることにした。

・EC2のリサーブドインスタンスの購入

EC2 Tokyoがなかなか調子良くなってきたので、リザーブドインスタンスを購入した。
1年分のマイクロインスタンスの割引チケットを$57で購入。以降は1時間$0.11の割引料金が適用される。

・EC2のバックアップスクリプトの改良
現在個人用のEC2ではデイリーのOSスナップショットを2日分取得しているが、スナップショットの取り方を少し変更する。

連続二日ではなく、昨日と一週間前。というスケジュールに変更する。

「つぶやく」の次は「ささやく」だ

「つぶやく」はブームになった。

だれに気兼ねすることもなく、文章の体裁も気にせずにふと思いついたことを発信できる。

つぶやくという言葉は、Tweet(さえずる)よりも素敵な言葉だと思う。
音で言っても、英語と日本語両方共同じような語感でまとめたのは素晴らしい。

多少意味が違っていたって平気だ。使い方や発信している内容なんて人それぞれなんだから。

さて、つぶやくが成功した次の時代にくるのは何であろうか?

それはおそらく

「ささやく」

だ。辞書的な意味ではなく攻殻機動隊的な意味で使っている。

「自分が声に発する前に、自分の意識や感情にささやきかける」
すなわち”自分が発信する前に思う”ということだ。

すでにテクノロジーはつぶやくところまで来てしまった。

この次はキーボードを打つ前、声に発する前のささやくに到達するだろう。

さて、、、、この「ささやく」機能を、OpenPNEでどうやって実現しようか。

手嶋屋にiPad2がやってきた

白、黒1台ずつ手に入れた。

一台は手嶋屋会社用、一台は個人用だ。

ラスベガスでは朝7時から並んでも買えなかったのに、日本ではサクっと買えてしまった。

現地アメリカではiPad2はかなり不足していた。自分は滞在中にiPad2を手に入れるため、朝7時からブラジル人やらメキシコ人やら、東欧系の家族と一緒に並んでいた。6:30よりも早くから並んだ人しか買えなかった。世界各地のののしり言葉を残して20人ほどが買えずに帰った。

今日手に入れるのは簡単だった。表参道ソフトバンクショップに前日の夜整理券をもらい、今日朝9時に再びショップへ。
手続きが少々面倒だったが、寒い中待たされることもなく無事に購入完了。嬉しかった。

世界中の人を熱狂させる素晴らしい製品やサービスを、自分も生み出したい。

OpenPNE3はパスワードを暗号化(ハッシュ化)して保存している

まあ、当たり前の話なんだけど、OpenPNEはパスワードを復号できないハッシュ化を施してデータベースに保存している。

例え情報が漏洩したときにも、元のパスワードはだれも知ることができない仕組みにしている。

今回のプレイステーションネットワーク(PSN)の侵入事件は、侵入したやつが悪いのは間違いないが、プレステともあろうものが、パスワードを平文で保存していたという事実には呆れる。

自分もPSNのユーザーであるので、現金をくれとは言わないが、お詫びゲームの一本ぐらいはぜひとも提供してもらいたい。

悪意あるハッカーは、ユーザーの個人情報をすべて手に入れた。クレジットカードのデータが安全かどうかについて、ソニーではまだ確認できていないが、ユーザーのアカウントに関する情報はすべて、悪意あるハッカーの手に渡っているという。[影響するユーザーは7500万人にのぼると報道されている]

引用元: 個人情報7500万件流出、「プレステ・ネットワーク」に侵入 | WIRED VISION.

「ネスプレッソ」はプライベート・ソーシャル・ネットワークといえる

出張から帰ったら、会社に「ネスプレッソ」が導入されていた
※酒井さんありがとう!


最近ジョージ・クルーニーをCMに起用したりして、ネスカフェがガンガン押している。

このネスプレッソとは、カートリッジタイプのエスプレッソマシンで、メンテナンスが簡単でうまいエスプレッソが飲める。
1杯70円というのが、これまた絶妙な価格設定だと感じた。

高い!がうまいし楽だ。エスプレッソマシンと比較するのではなく、スタバやタリーズに買いに行ったらもっと高いし、時間もかかるし、、、、。と思わせるところが絶妙であるのだ。

1.メンテナンスが簡単で便利
2.通常のコーヒーよりもずっとおいしい
3.価格も納得できる

このように直球でいい商品、サービスを作ったと感心している。

と、ネスプレッソ自体はこの辺にして、考えていきたいのは会員登録の方法と、コーヒーカートリッジの販売方法だ。
私はここにプライベート・ソーシャル・ネットワークの芽があると考えている。

コーヒーを淹れるマシン本体自体は量販店でもAmazonでもどこでも買えるのだが、カートリッジは日本に10数店舗の専門店を除いては、専用のECサイトでしか買えない。これは殿さま商売というのだろうか。会員専用に直販で売りたいんだろう、その気持ちはわかる。いい商品だしね。

商品の元がいいもんだから、細かい行けてないところが気になってしまう。
「可愛い子がダサい服を着ている状態」だ。
※これはどこかのゲームクリエイターの言葉

ECサイトが使いにくい。自分はもっとコーヒーを飲みたいのに、単純に買い足すのが大変なのである。

このECサイト、会員登録をしなければ買えない。

※マシンを買ったらそこでもはや会員なんだから、会員登録無しでマシンにパスワードの紙でも入れておけばいいのに。

単純に日が浅いだけかも知れないが、会員向けのサービスも不足していると感じる。
私はソーシャルな話がしたい。

このコーヒーのオススメの飲み方はなんだろう?マシンにぴったり合うコーヒーカップでいいのはある?
メンテナンスの仕方は?置くのに最適な台について。16種類のコーヒーに、お菓子は何が合うか?
大量に買って、今度飲み比べしない?

こんな話を、購入者同士でしたいのだ。

商品ブランドに対するファン、信者、シンパを作り出し、長期的に繰り返し購入する。

これがベストな商売のやり方だし、ネスプレッソはそれに到達できる良いサービスだと思う。

購入者向けのソーシャルサイトと使いやすいECの組み合わせは十分に研究し、お手伝いできるようになりたい。

プライベート ソーシャル・ネットワークとEコマース

EコマースシステムとOpenPNEを連携し、
プライベート ソーシャル・ネットワーク上でのEコマースが行えるようにした。
ソーシャル・ネットワーク部分は手嶋屋、Eコマースやフルフィルメントの部分は提携先のブレインウェーブ社がそれぞれ担当する。

※提携の詳細ニュースリリース

狙いどころは以下のとおり。

◆Eコマースシステムとシングルサインオン

特定のプライベートなソーシャル・ネットワークに対して限定で商品を販売するための基本の仕掛け。OpenPNEとID連携し、ユーザー内でのみ購入可能にする。

従来のEコマースは、千客万来が基本で、なるべく多くの人が買えるように間口を広くする。しかし、あまりにどこでも誰でも買えるようになると、比較対象がどうしても価格のみになってしまう。

商品やブランドに正しく価値を見出していただき、リピート購入してもらう。
いちげんさんより常連を大事にすべきだ。
これが一番の狙い。自分がこうあってほしい、という商売の未来である。

グルーポンをはじめとして、一見さん向けのクーポンはお客さまの長期的な関係という観点からは好きにはなれない。

クーポンは新たなお客さまと出会うためのツール、として割りきって使うのは理解できる。
しかしネットテクノロジーの力はそれだけではない、お客さまとの関係を深めるためにも使えるんだ、というところを見せたい。

◆フルフィルメント

組織運営は得意だし、製品はあるんだけどECはやっていないというような事業者のために、
商品さえ置いてくれれば、あとのことは全部やりますよ。という働きかけもできるようにした。

アパレルブランドのハウスセールやメーカーの社販などでの利用を想定している。
ECよりもソーシャル要素の強い組織のバックアップとして利用していただきたい。

◆低価格スタート

OpenPNEはもともとOSSだからライセンス料金は一切かからない。
ECと組み合わせても極力コストが上がらないように配慮する。

※詳しくは今回のニュースリリース全文をごらんください。

OpenPNE�~�蓈���񋟃T�[�r�X�̂��m�点

  • ��K�̓z�X�e�B���O
  • �Z�p�T�|�[�g
  • �J�X�^�}�C�Y
  • OpenPNE Manager
  • ���q���܃T�|�[�g

ページの先頭に戻る