社長BLOG

6/17 リナックスファウンデーション講演資料

2010/06/17 に行われたリナックスファウンデーションの発表資料と音声ファイルを掲載する。

http://dl.dropbox.com/u/151520/permalink/20100617LinuxFoundation.ppt

http://dl.dropbox.com/u/151520/permalink/20100617LinuxFoundation.mp3

まとめ

・手嶋屋は世界最大のソーシャルネットワーク(情報ネットワーク社会)を作るため、OpenPNEをオープンソース化した

・オープンソースにはさまざまなメリットがあり、ソフトウエアのライセンス費用が得られないのを差し引いても十分魅力的だ

・OpenPNE3はソーシャルプラットフォームとして、全組織を対象にしたインフラとして進化をはじめた。エンタメ領域での大規模活用が始まっている。

【つぶやき】ストック=フロー×リピート

自分が独断で行ったストックサイト、フローサイトの分類

ストック
Wiki
ブログ
Q&A
カカクコム、食べログ、ぐるなびなどの情報サイト
Googleマップ
一般WEBサイト
Youtube

フロー
メール
メルマガ
SNS
Twitter
RSS
USTREAM

現時点での最強のフローサイトは文句なしにTwitterといえる。重いものはすべて捨て去って最強のフロー情報サイト(=リアルタイムWEB)を実現しようとしている。

フローとストックをうまく使いこなしている例としては

・メーリングリストにおける過去ログ(フロー+ストック)
・ブログにおけるRSS(ストック+フロー)
・WEBサイトにおける検索エンジン(ストック+フロー)

どちらかというと最近のWEBのトレンドはフローになりつつある。
フローサイトがいかにストックを獲得するか?というのが重要なキーワードになるのではないかと思う。

そこでふと思いついた公式がこれ

ストック = フロー × リピート

フロー情報をリピート(繰り返し)することでストック情報的に表現するという手法だ。

TwitterにおけるRTは、つぶやきというフロー情報を繰り返すことで、情報にストック的な付加価値を生み出している。

そう思うとスケジューラーにリマインダーという繰り返しの情報があったり、
もっと古く言えば、英単語を覚えるというストックを生み出すためには、タイミングの良い繰り返し学習が重要だともいえる。

ストック = フロー × リピート

有効性を検証するため、しばらくこの法則で機能の設計をしてみようと思う。

(pne.jpから)

OpenPNEを研究で使う会メモ

OpenPNEを研究で使う会を開催した。
そこでのメモを共有する。

OpenPNEと教育機関との接点としては今のところ以下の3つを考えている。

・OpenPNEを研究テーマにする
・OpenPNEを教育機関で活用する
・OpenPNEを情報教育に取り入れる

■■OpenPNEを研究テーマにする
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ねらい
教育機関の研究テーマとしてOpenPNEの利用を支援する

・研究テーマ、研究者のマッチング(社会学×情報科学)
・研究会、ワークショップ

ソフトウエアを拡張し、情報科学の研究テーマにしたり、
運用中のOpenPNEから得られるユーザーデータを利用した社会学、統計学的研究に利用する。

■■OpenPNEを教育機関で活用する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ねらい
教育機関でのOpenPNE利用支援を行い、教育機関における運営者を増やす。

・運営ノウハウの共有
・共同制作物の共有(OSS化)
出欠管理、レポート管理、イーポートフォリオ、シングルサインオン、電子教材、学習管理など
・直接的導入支援(インストールサポート、ホスティング環境の無償提供)

方向性
・非営利組織的アプローチ
たとえば寄付を使う=>ソースをもらえる
・手嶋屋的アプローチ
営業、PR活動の一環として

■■OpenPNEを情報教育に取り入れる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ねらい
OpenPNEを教材として利用してもらい、開発者を増やす。

方向性
・OpenPNEは商用第一線で使われている実践的なソフトウエアであるため、専門学校などからの導入が早いか

OpenPNE3のOpenSocial対応が破壊的威力に

OpenPNE3は実はOpenSocialに対応している。
PCもモバイルも。

一部大手SNSの独自仕様への対応はまだだが、これだけのプロトコルスタックを積んでオープンソース化してしまったのは驚異的だとおもう。
自社のスタッフとはいえOpenPNEの開発チームはすごい!

これから国内3大SNS以外の
OpenSocialを搭載したソーシャルメディアをどんどん登場させたい。

SNSは単なるゲームセンターでもカッコいい出会い系サイトでもなく、「情報ネットワーク社会」をつくるための基盤インフラなのだ。

手嶋屋がOpenPNEプロジェクトに期待すること

・OpenPNEを利用する組織数を増やす
・その組織メンバーの参加率100%を目指す

当面はこのふたつだけ!
どこまで純粋にこの指標に狙えるかというのが、大事だと思うんだ。

インターンを更新しました。

OpenPNEを通じて、実戦経験を積むインターンプログラムを更新しました。

OpenPNEの機能拡張を実際に行う「オープンソースプログラマ」

OpenPNEプロジェクトの運営アシストをする「プロジェクトマネージャ」
のインターンプログラムを用意しました。

https://www.tejimaya.com/intern

オープンソースプロジェクトの運営は、
日本では手嶋屋でしか参加できないインターンプログラムです。

年齢、国籍、性別問わず、意欲のある参加者を募集しています。

SIフォーラムでのUST中継決定(16:00〜17:00)

本日のリナックスファウンデーションによるSIフォーラム。
USTREAMで中継される。

http://www.ustream.tv/channel/LinuxFoundationJapan

※発表の資料および音声ファイルは保存し、本サイトにて掲載します。

企業内SNSの拡張は全社から志願者を募るべき

社内SNSとしてのOpenPNEの採用メリットは、なんといってもオープンソースであること。全く制約なく自由に拡張できる。

特に自社に開発部門を持つ企業であれば、自分の会社のためにどんどん拡張プラグインを開発できるのは大変な魅力ではないか?
※そしていいプラグインができたら、自発的にオープンソースにしてね。

その際に重要なのは、こうした拡張開発を行う社員は、全社から自発的志願者を募るべきだということ。

社内システムの開発はこの部門と決まっているとか、新規プロジェクト化してこのスタッフに作らせよう。とか頭ごなしに決めない方が、結果としていいものができあがあると信じている。

会社全体のミッションを共有したり、部門を超えたコラボレーションを実現するために、OpenPNEは活用できる。

であれば、そのOpenPNEを拡張して、自分の組織向けに使いやすくしていく活動そのものも、部門を超えたコラボレーションで実現して欲しい。

【つぶやき】自由研究のためSuicaリーダーのPaSoRiを引っ張り出してきた。

自由研究として、Suica経由でOpenPNEにログインできるようにする。

Suicaで使われている非接触ICの仕様は、多くの非接触社員証と共通なので、この研究により、企業や学校のID管理システムと連携できる可能性が高い。

OpenPNEを全社(もしくは全学)導入する上では、社員証など外部の認証機構と統合できることは重要だ。

※この成果はオープンソースとして公開する。

(pne.jpから)

【つぶやき】一生をかけて取り組みたい研究テーマ

自分が一生かけて取り組みたい研究テーマは組織と社会の進化。

OpenPNEでネットワーク社会インフラを創り上げることと、
その上で優れた社会の制度や運営に貢献すること。

人類や社会の役に立ち、最低でも50年は研究できる壮大なテーマを選んだ。

(pne.jpから)

OpenPNE�~�蓈���񋟃T�[�r�X�̂��m�点

  • ��K�̓z�X�e�B���O
  • �Z�p�T�|�[�g
  • �J�X�^�}�C�Y
  • OpenPNE Manager
  • ���q���܃T�|�[�g

ページの先頭に戻る