社長BLOG
【最終案内】あさって27日、教育×OpenPNEのセミナー開催
あさって27日14:00〜16:00 デジタルナレッジ飯田橋オフィスで、
教育×OpenPNEのセミナーを開催する。
http://www.digital-knowledge.co.jp/seminar/p317.html
手嶋はセミナーの後半部分を担当する。テーマは
■SNSのプログラムとして最も普及しているOpenPNEを活用した
「卒業生のネットワーク化による新マーケットの創出」
・GoogleAppsを使った全学生向け、無料の生涯メールアドレスを提供
・もうひとつGoogleAppsを導入して職員のメールもすべて無料化
・在学生、卒業生、職員、全学校関係者をひとつにする、コミュニティサイトを構築
特定組織のSNSは「全員強制入会」を検討すべき
- 2010-05-24 (月)
- 社長BLOG
SNSというとかつては「招待制」や「自発的な参加」が売りであった。
招待制の方はmixiがやめたことで、実質的に撤廃された感があるが、未だにSNSには自発的な参加を美徳とする文化がある。
ここであえて、OpenPNEのユーザーには「全員強制入会」の検討を強く薦める。
マス型エンタメのSNSは参加者がアバウトだが、OpenPNEは参加対象のメンバーが特定されていることが多い。
会社の社員だったり、大学の学生だったり、地域の住民だったり。
この場合、自発的な参加方式でやっていると、なかなか広まらない。
組織運営者としては、心を鬼にして、アクティブ率が下がるのも気にせず、全員を一気に入会させてしまおう。
全員が使っていると、標準コミュニケーションツール、連絡網としての価値が生まれる。
OpenPNEで組織をクラウド化する
- 2010-05-24 (月)
- 社長BLOG
世間はクラウドブーム真っ盛り。
「クラウド」は一般的には、
従来個々のパソコンやサーバで行われていた、データの処理や保存などを、インターネットを介した膨大なサーバネットワークに分散させることをさす。
それによってこんなメリットが生まれる。
・シンクライアント化
処理の大半をクラウド側で行うので、操作をする端末は、ネットブックや携帯などのシンクライアントで対応できるようになる。例えばTwiterはiPhoneが出てもAndroidが出てもiPadが出てもすぐに対応できるのはクラウドを前提にしたサービスのハンドリングをしているから。社内システムはいつまでたっても対応しないよね。
一昔前のユビキタス化にも対応している。いつでもどこからでもデータにアクセスできるので。
・スケーラビリティ
小規模から超大規模まで一気にスケールできる。
3台のサーバに1台ずつ追加するよりも、10000台のサーバに足していくほうが簡単という発想。サーバ運用していると分かるけど、やれ電源が足りない、スイッチのポートが足りない、やれルータのスループットがたりない、やれラックスペースが足りないと、何台かごとに壁にぶちあたり、単純にサーバを増減できない状況になる。
・低コスト化
主に管理コストが下がる。
手嶋屋はOpenPNEを使って組織を進化させることを使命としている。
OpenPNEを使って組織をクラウド化したら何が起こるだろうか?
・シンクライアント化
=>現場にいるスタッフの技能が少なくても、クラウド側との協力で仕事ができる。
・スケーラビリティ
=>組織の規模を柔軟に変更できる。
・低コスト化
=>組織運営、管理コストが下がる。
もっと深く考えてみたい。
NEXT熊本参加報告「OpenPNE、オープンソースで実現する地域活性化」
NEXT熊本で発表した内容の抜粋。
地域活性化にOpenPNEを活用する案。こんな企画でOpenPNEのプラグインを開発してみては?
行政サービスSNS
「図書館予約から災害情報まで、住民全員がつながるSNS」
地域住民全員が参加し行政サービスを提供する。住民と設備、住民同士、全員がつながるSNS。
ふるさと納税SNS
「東京に出たけど、心は地元」
県外に住んでいる人たちと交流し、情報提供するSNS。熊本にゆかりのある人に対し、ふるさと納税を受け付けることができる。急な災害などの寄付の窓口としても利用可能。
着地型観光SNS
「地元の人たちとの交流が、一番の思い出」
急に旅に来ても地元の人たちとの交流はなかなかできない。一番の観光資源は、景色でも、建物でも、食べ物でも無く、地元の人たちとのつながり。
まとめ
・手嶋屋は分散型のネットワーク社会を実現するため、OpenPNEを発明しオープンソース化した
・SNSはネットワーク社会を実現するためのサービスであり、ゲームや遊びだけに使うものではない
・オープンソースにはさまざまなメリットがあり、企業だけにとどまらず、地域社会が利用する価値がある
オープンソースビジネスモデルの類型
- 2010-05-19 (水)
- 社長BLOG
最近の講演でヒットしている話。
手嶋屋がOpenPNEプロジェクトを進めるにあたって、
どんなビジネスモデルを選択しているのか?
先輩のオープンソースプロジェクトにおけるビジネスモデルの類型を4つ示した。
自社ソフトウエアのオープンソース化を検討している方は是非とも参考にしていただきたい。
Zope先生「OSSで開発能力を示し、有名になる」
OpenPNEの立ち上げ当初採用したモデル。技術開発会社である手嶋屋が、SNSブームの中で効率的なPR活動を行った。受託する仕事は必ずしも作っているOSSでなくても良い。広報、マーケティング力が足りない場合でも、優れたソースコード自体を公開することで、自己の技術力をアピールすることができる。
毎日ちゃんと改善コミットしている、このソフトウエアは進歩を続けているんだ。
公開されているソースコードの品質チェックをしてみたけど、レベルが高い。
多くのユーザーが既に使っている。
こうした事実が、チームの能力を証明してくれる。
MySQLアニキ「商用利用は、なるべく有料」
OSSと商用のデュアルライセンスモデル。オープンソースとして使う分には無料だが、エンタープライズ版の機能を使う場合、商用サポートを得たい場合は、商用利用とみなされライセンス料金を徴収する。商用ライセンスを的確に設定できれば強力だが、製品によっては設定しにくいこともある。
OpenPNEの開発初期段階で選択した。
WordPress先輩「ソフトウエア無料、ホスティング有料」
付加価値提供型。商用ライセンスは用意せず、大規模な運用ノウハウを背景にホスティング、決済、広告、セキュリティなどの必需品サービスを有償で提供する。WEB設置型のオープンソースは、当然WEBサーバ上で動かすので、安定したサーバ環境一式を提供するというのは、素直なビジネス方法だろう。手嶋屋が現在目標にしているモデル。
RedHat師匠「組み合わせ保証サービス」
数多くあるOSS製品同士の組み合わせを検証し、安定して動作することを保証する。Redhatでは商用版(Redhat Enterprize Linux)とフリー版(Fedora)があるが、商用版のほうがフリー版よりも機能が少ないのが特徴。「機能が少ないが、安定して動作する組み合わせ」を保証しているので、フリー版が「機能は豊富だが、安定して動作するかどうかはわからない」という状況を作っておいたほうが商売がしやすいのだろう。
この点でSugarCRMやAmandaとは逆だ。これらは、無償版のほうが小さく、有償版のほうが大きい。
アクセサリモデル、書籍モデル、シェア獲得モデルなどいろいろあるが、手嶋屋が選択しても意味が無い方式なので、割愛。
【更新】オールナイト手嶋荘は5/22 23:30〜開催!
- 2010-05-18 (火)
- 社長BLOG
【RT希望】今度のオールナイト手嶋荘は5/22 23:30〜開催! http://bit.ly/aGhc5S #tejimasou ゲストはPaPeRoくんで決定!発明元のNECさんが参加! @ksorano の刺客はなんとロボットだった!
番組内容はこちら。
■オープニング 23:30~
・オールナイト手嶋荘の番組紹介+手嶋荘、手嶋屋、OpenPNE紹介
・ゲストの紹介(NEC茂木さん、パペロくん)
■メインテーマ、「パペロくんをプロデュース」 23:40~
・パペロくんの能力を紹介
・NEC茂木さん自己紹介、パペロについて紹介(機能など)
・パペロくんをプロデュースするには?
■質問紹介コーナー 15分間 24:20~
■エンディング 5分間
・次回告知 6/5土曜日 23:30~
・テーマは未定(テーマを募集中) #tejimasou までよろしく!
『これからの教育現場を支える“コミュニケーションツール”の有用性』@飯田橋(5/27 14:00〜)
デジタルナレッジさん主催のイベントにゲスト参加させていただく。
デジタルナレッジさんとは教育機関向けにOpenPNEを提供するために、協業させていただいている。
今回の発表では、導入した北海道の西野学園さんの事例について紹介する。
・組織を進化させるソフトウエア、OpenPNEとは?
・GoogleAppsを利用し、職員、在学生、卒業生に無料で生涯メールアドレスを提供
・キャンパスライフ、コミュニケーションを支援するOpenPNE
・決め手は携帯、PC携帯両対応の機能について
・コミュニケーションツールの運営コストについて
こんな話を予定している。コミュニケーションを必要とする組織には、
必ずOpenPNEが役に立つと信じて開発をすすめている。
今回は教育機関として、全学生を対象としたSNSを本気で立ち上げた点が非常に興味深い。
セミナーの会場は飯田橋、まだ空きがあるとのこと。ぜひご参加いただきたい。
http://www.digital-knowledge.co.jp/seminar/p317.html
NEXT熊本年度総会で記念講演@熊本交通センターホテル(5/20 14:00〜)
20日熊本でNEXT熊本の年度総会の記念講演に招かれた。
テーマは
「OpenPNE」オープンソースで実現する地域活性化。
熊本は初めて訪れる場所なので、今から楽しみだ。
イベントの詳細はこちら。かなり大きい会場なようなので、まだまだバンバン入れるとのこと。
熊本のみなさま。ぜひこちらから、ご参加ください。
http://www.nextkumamoto.or.jp/content/asp/event/details.asp?EVENT=95
熊本在住のOpenPNEファンとぜひ語り合いたい。
ちなみに21日は朝から佐賀、夜はほぼ最終便で福岡から羽田に戻る。
途中、佐賀新聞さんやサガン鳥栖さんにご挨拶をするつもり。
佐賀、福岡のOpenPNEファンのみなさんもぜひ語り合いましょう。
※鳥栖駅のかしわうどんがまた食べられるのが楽しみだ。
「オールナイト手嶋荘」専用USTチャンネルを作成。
- 2010-05-16 (日)
- 社長BLOG
「オールナイト手嶋荘」は不定期、土曜日の深夜にお届け中。
プログラマによるプログラマのためのネタ提供番組です。
チャンネルを作りました。
次の放送は5/22 23:30〜を予定しています。
http://www.ustream.tv/channel/tejimasou